第六章7 【12月27日/初等部4年生活動中】7/【芳一】とそれを取り巻く環境7
現在、【芳一】と一緒に住んでいるのは、
【唯野 芳果/4体目の御神体】、
【唯野 芳寿/4体目の怨魔体】、
【唯野 美和/リアライズ・イマジナリー・フレンド】、
【万能識のフィナレエンデ/七無神】、
【化門】/【抜狐】の【姫都音】、
【化門】/【祟狸】の【譚抜祈】、
の6名である。
隣の部屋には、6人目の【2次眷属】/【中国】/【龍虎狼族】/【族長】の【娘】【梁 雪玲日本名隠し名/神娘】が住んでいる。
また、【フィエーダ・シリラック】/ニックネームは、【ズィー】なので、【ズィー・フィエーダ】タイ/トランスジェンダー女性(心男身体女)も居候している。
【芳一】が【力】を譲渡出来る【2次眷属】は他に、
7人組女性ダンスユニット/世界的Kポップアイドル【レベチ・ラベル】の【韓国人メンバー】/【チェユン】/【クォン・チェユン】と【上海人メンバー】/【ルオシー】/【チョウ・ルオシー】、
5人組女性ダンスユニットで全員がトップインフルエンサーの【パープル・ヴァイオレット】のセンター【イェナ/本名 イ・ヘナ】/【韓国人メンバー】、
11人組女性ダンスユニットで全員が高い歌唱力を持つ【タジュー】のトップセンター【ミイミ/本名 鈴本 未美】/【日本人メンバー】、
10人組女性ダンスユニットで、様々な派生ユニットを持つ【トランス】の不動のダブルセンターの一人【ナユン/本名 チェ・ナユン】/【韓国人メンバー】、
が居る。
【2次眷属】の彼女達から【力】を譲渡してもらう立場なのが、【都立夢異世界部活学校】の【部活見学】の時からの縁で、
7人組インディーズ・アイドルグループ【フラワードールズ】/【崎本 桔梗】/【芸名/花咲 彩花】から芸名はそのままで【女優の卵】、もしくは、【バラエティーアイドル】、
6人組インディーズ・アイドルグループ、【メイドインアイドル】/【星井 瑠璃】/【芸名/シンシア】から改名して【瑠璃梁 瑪瑙】(【清楚系お嬢様風デュオシンガーソングライター】)、
が【3次眷属】の権利を得ている。
以上、【2次眷属】6名、【3次眷属】2名が、【芳一】の戦力となる女性達となる。
これらの仲間達に囲まれて、【芳一】は今日も【部活動】と【バイト】と【創作活動】に明け暮れるのだった。
力を持った以上、【芳一】には【夢異世界部活学校側】より、一定の仕事が課せらている。
(1)【イリーガル・イグジスト/存在する非合法】と化した【無冠の才覚者】を退治、逮捕。
(2)【鬼霊使い】を退治、逮捕。
(3)【4つの悪夢】の保護。
である。
(3)については、状況に応じて、退治もあり得るが、(1)と(2)については見つけ次第即刻退治&逮捕という事になっている。
こうして、彼は何かと忙しい毎日を過ごしていた。
これ以外にも様々な事があった。
余りにも多くの事柄がありすぎて前振りだけでかなり説明を要する様になってしまったので、次の新シリーズからはこの説明をかなり割愛させていただくことを了承願いたい。
最後に前のシリーズの最後に登場した【ヴィナフェリア】は人工的に作り出された【姫超謎】と言う名前の【超巨大な謎】である。
【祈清】の決めた定義の1つである【超度】と【謎度】で計れる【超様謎】に相当する【人造超様謎/造超謎】が【姫超謎】である。
【情報】を【引く】と言う屁理屈の様な理論で構成されており、人間に解らない事が正常であるとされる存在であり近いイメージで表現すれば、虚数iを用いるなど抽象的な表現である【量子力学的な考え】と言えば納得していただけるであろうか?
それが、【姫超謎】であり、【姫超謎】には【姫】とつくのは、それに傅く存在?が居るからである。
【姫超謎】はそれに従う【家臣】が存在する事で自身の存在を維持すると言う【間接存在】である。
【姫超謎】の力は【家臣】そのもの。
その【家臣】の事を【マスコット・パーティズム】と呼んでいて、これを近いイメージで表現すれば、【個人】を楽しませるためだけに存在する【サーカス】や【雑伎団】と言うのが的確かも知れない。
【マスコット・パーティズム】は、
【マンデー・ムーン】、
【チューズデー・ファイア】、
【ウェンズデー・ウォーター】、
【サーズデー・ツリー】、
【フライデー・メタル】、
【サタデー・ソイル】、
【サンデー・サン】、
の7隊で構成され、1隊辺り10名以下の数名となっている。
が、これはプラス7軍であり、上には、
プラス6軍、プラス5軍、プラス4軍、プラス3軍、プラス2軍、プラス1軍の隊が存在し、隊のレベルが上がると【姫超謎】のレベルも同時に上がる。
また、1軍の上に、プラマイ0軍が存在すし、プラス7軍からプラマイ0軍の8つの軍はレギュラーではない。
レギュラーと呼ばれるのは【マイナス軍】と呼ばれる【マスコット・パーティズム】であり、下から、マイナス1軍、マイナス2軍、マイナス3軍、マイナス4軍、マイナス5軍、マイナス6軍、マイナス7軍の7つの軍が存在し、それがレギュラーと呼ばれている。
成長する度に、上の軍にメンバー構成が変わっていくと言う【姫超謎】を存在の象徴とした【間接存在】が、【姫超謎】である。
人工的に作り出せる限界ギリギリの【超越】と【謎】を体現させた存在となる。
【ヴィナフェリア】は現在、アメリカ発祥の三大勢力の一角、【ファイナル・フラワー・ウィッチ】をその美貌で従わせているが、彼女達はこの【マスコット・パーティズム】には含まれない。
【ヴィナフェリア】がプラス7軍の【マスコット・パーティズム】を得た時、【姫神魔】と言う立場から【神魔】が脅威を抱く、【姫超謎】へと進化するとされる。
運命が混迷を混迷で塗りつぶされている様な状況が続いているが、【芳一】の物語はまだまだこれからである。
この後はどんな展開が待っているのであろうか?
ちなみに今日は【芳一】の姉の誕生日である。
彼は毎年、お祝いメールを送っている。
なかなか会えない姉を気遣っての行動である。
さて、それでは新たな展開を始めようか。