第六章68 【1月2日/初等部4年生活動中】5/【我柔 稜翔(わやわ りょうしょう)】の修行5
【稜翔】の修行は続く。
【想像人間】、【両性具有/母体錬成】、【女神のスナック巡り&神情報でのクエストでの神聖具取得】と色々やっている訳だが、まだ他にも彼はやっていた。
それが、【術式結婚/法術夫婦の儀式】である。
これは何を意味しているのか?
誰かと【結婚】したり【夫婦】になると言う意味なのか?
答えは【否】であり、ある意味、【是】である。
正確には【人】などの【存在】と【結婚】するのではなく、【火】や【水】などの【術式】や【法術】などと【婚姻関係】を結ぶと言うものである。
世の中にはいろいろな人が居る。
中には二次元のキャラクターなどと結婚式を挙げたという人も居る。
だが、それとは違う。
この場合、【優先順位】を上げると言う意味で使われる【儀式】となる。
どういう事か?
例えば例を挙げよう。
【A】と言う術士と【B】と言う術士が居たとする。
【A】と【B】はお互い敵対し、魔法で相手を攻撃したとする。
だが、2人とも【火】の【魔法】を使い、実力は全くの【五分】であったと仮定する。
その時、勝負に影響するのが【優先順位】となる。
【魔法使い】として、【火】の【精霊】などがどちらに【力】を貸すかで勝負は変わってくる。
実力的に五分でも【火】の【精霊】の【優先順位】が高い方が勝つと言うことになる。
その【優先順位】を上げる方法として、【稜翔】は、【結婚】、【入籍】と言う事をヒモづけたのだ。
人間の世界では、【夫婦】となる事が建前上、一番強い結びつきだとされる。
それ以外の場合は【二号さん】や【浮気】、【遊び】などで扱われ、結びつきは軽いものとされている。
それを【術式】に用いる事で、同じ力を扱う場合、優先的に【稜翔】に力を貸せる様に、【術式】などの元になるものと【架空の婚姻関係】を結んでいるのである。
【架空】とは言え、【儀式】は神聖であれば神聖である程、結びつきは強くなる。
そこで、厳かな【結婚式】や【初夜】、【エンゲージリング】や【バージンロード】、【誓いのキス】、【ハネムーン】などなど【結婚】にまつわる色んな事柄を【稜翔】は彼なりの表現で再現し、いろいろな【元素】や、【元になる素材】などと【婚姻関係】を結んでいったのだった。
ただし、これは、圧倒的実力差があった場合は意味をなさない。
あくまでも実力が拮抗していた場合に有利に働くものである。
多少実力が劣っていた場合は【稜翔】に力を貸してくれる事もあるが、圧倒的に負けて居た場合は、【稜翔】にその力は彼に力を貸すことは無いと言う事になる。
なのでこれだけを身につければ凄い力を得たという事にはならない。
あくまでも補助的な意味を持つ【契約の儀式】と言う事になる。




