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第六章31 【12月30日/初等部4年生活動中】3/人への脅威は7つある?けど注意すべきは4つで良い。

 さて、【化果体】により、【超越】、【謎】、【出鱈目】に続く4つ目の【脅威】として【無有変むゆうへん】と言う名称を出したが、それ以外に人への脅威は存在しないのだろうか?

 答えは【否】。

 現時点で言えば、後、3つあり得る。

 では5つ目の【脅威】とは何が考えられるか?

 それは【不在理(ふざいり)】と呼ばれるものである。

 これはどういうものを指すかと言えば、そこに存在していないのに影響を及ぼす何かと【定義】出来る。

 簡単な例で表現すれば、【磁石】などがそれに当たるだろうか?

 【磁力】を持って、見えない位置からも鉄などをくっつける事が出来る。

 それを【存在】しないと言う【状態】で【現実世界】に影響を与えている。

 それが、【不在理】である。

 6つ目は何か?

 それは、【想造思(そうぞうし)】と呼ばれるものである。

 簡単に言えば、実体化する【空想】や【可能性】と表現するのが適当だろうか?

 【想像】して思いついた【アイディア】などが何かの拍子で【実体化】したりする現象の事を言い、それを【想造思】と呼んでいる。

 最後に7つ目は何か?

 それを【唯絶違(ゆいぜつい)】と呼ばれるものである。

 【出鱈目】と似ているが、【出鱈目】ではない。

 【出鱈目】は滅茶苦茶だと一応、間接的に知覚出来るが、【唯絶違】は、知覚の完全な外側にある。

 だとすると【不在理】とも被る部分がある様に見えるが、【不在理】は影響している事を知覚出来るため、【唯絶違】ともまた違う解釈となる。

 【芳一】は【フィクション・レジェンド】と言う作品を通して【知覚】出来ない【ダメージ】と言う表現を使っているがそれに近いものがあると言えるだろう。

 【知覚】出来ない【ダメージ】を追えば、回復が出来ないため、それで回復する事なく【死】に至るなどで【芳一】は表現している。

 以上の様に5つ目から7つ目を紹介したが、現実の問題としては7つ全部を気にする必要は無い。

 特に【唯絶違】は現実世界は低次元過ぎて影響を受けても全く解らない事がほとんどであると言えるし、【出鱈目】とひとくくりで【表現】してもほぼ問題ないと言える。

 【想造思】も可能性があると言うものが【出鱈目】な事柄と結びついて顕現される事を魅しているので【出鱈目】というくくりでも問題ない。

 【不在理】も大きなくくりで言えば【謎】に含まれて居るとも言える。

 なので厳密に言えば、

 (1)【超越(ちょうえつ)】、

 (2)【(なぞ)】、

 (3)【出鱈目(でたらめ)】、

 (4)【無有変(むゆうへん)】、

 (5)【不在理(ふざいり)】、

 (6)【想造思(そうぞうし)】、

 (7)【唯絶違(ゆいぜつい)】、

 の7つ?あると言える【脅威】だが、気にするべきは、

 (1)【超越(ちょうえつ)】、

 (2)【(なぞ)】、

 (3)【出鱈目(でたらめ)】、

 (4)【無有変(むゆうへん)】、

 の4つで良いと言う事になると言えるだろう。

 ちなみに【祈清】の考えた【出鱈目】の4つの定義、

 【(ことわり)に当てはまらない問題】/【不理問(ふりもん)】、

 【答えに迷い散る】/【答迷散(とうめいさん)】、

 【解の無い完全体】/【無解完(むかいかん)】、

 【唯一無二の間違えた種類】/【唯類違(ゆいるいい)】、

 とはまた違った解釈となる。

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