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第六章20 【12月28日/初等部4年生活動中】6/選択されていない無効化される歴史6

 さぁ、茶番劇も今回を含めてあと2回ほど続けようか。

 【芳一】と秘書役の【中野(なかの) 千尋(ちひろ)】は緊急オーディションで、

 【1人目】としては【清楚系】、

 【2人目】としては【セクシー系】、

 【3人目】としては【不思議ちゃん系】、

 を選んだ。

 オーディション内容は時間の都合で割愛させていただくが、それで色々とあり、それなりに【オーディション】で仲良くなれたと言えた。

 選ばれたのが、

 【1人目】の【清楚系】は、【白鳥(しらとり) 遥香(はるか)】、

 【2人目】の【セクシー系】は、【長瀬(ながせ) 可憐(かれん)】、

 【3人目】の【不思議ちゃん系】は、【桃花(ももはな) 百合萌(ゆりも)】、

 と言う女の子達が選ばれた。

 応募総数とされるものは10万人ということになっているが実際にオーディションにきていたのは100人ちょっとと言う感じだ。

 その中から、それぞれのタイプで【芳一】の好みのタイプを選んだと言う形になった。

 そう。

 これは【芳一】の好みが反映されているオーディションだった。

 それが終わって、【企画パート】に移る。

 【芳一】は、【プロデューサー】から【MC】に立場を変更して、動くことになる。

 はっちゃけるとは宣言したものの【芳一】は自分から、積極的に女の子と絡む様なタイプでない。

 そこには多少の照れがあるのは否めない。

 特に、オーディションで選んだ、【芳一】の好みの女性達に囲まれていたら何を言えば良いのか戸惑ってしまうのだった。

 【芳一】の今まで付き合った事のあった元カノに対してはそこまで思った事はない。

 【芳一】は、本当に好きなら、何も出来なくなってしまうタイプだった。

 【金髪の少女/シェリア】と対面した時の様な緊張感を【芳一】は感じていたのだった。

 緊張からガチガチになっている【芳一】に対して、

 【百合萌】は、【芳一】の頬を両手でつまんで少し引っ張って

「むにぃ~【芳一君】、笑ってぇ~」

 と言った。

 【芳一】は、

「んなっ・・・」

 と戸惑う。

 こんな経験は中2の時の男友達にされた時以来の事である。

 もちろん、異性にこんな事されたのは、初めての事である。

 【可憐】は、

「お姉さんが手取り足取り手伝ってあげるわ」

 とからかう様な言葉を言って、【遥香】は、

「信じてますよ」

 と一言を言った。

 三者三様に、【芳一】と今日という日を楽しもうとしているのが伝わって来た。

 この子達とは今日いっぱいの付き合いだ。

 だったら、彼女達にも楽しんでもらおうと【芳一】は思ったのだった。

 【芳一】は、

「解った。済まなかった。

 一つ目の企画を始めようか」

 と言った。

 ここで引いたら男としてみっともないと腹をくくった様だ。

 こうして、番組作りが始まったのだが、この夢の様な光景も余すところ後1回で終わりとなる。

 名残惜しい気もするが、これは消える運命の幻の一日である。

 楽しい茶番劇も後、1回を残すのみである。

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