表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
莠の凪  作者: 藤泉都理
8/27

ゆらららぎ




 七星天道虫のゆらぎ。

 彼女の歌声のゆらぎ。


 この二つを掛け合わせた【ゆらららぎ】を植物が脳に埋め込まれたアンドロイド【はぐさ】に装備する事で、太陽、月及び宇宙からの電磁波による破壊及び一時停止、変化の阻止に成功した。


 が。何者かにより、【はぐさ】に装着された【ゆらららぎ】が次々と破壊され、太陽と月の強烈な電磁波を浴びた【はぐさ】に支障が現出。


 【ゆらららぎ】が破壊された【はぐさ】は彼女を襲い始めた。


 理由は恐らく、【ゆらららぎ】の再開発の阻止。

 彼女は年齢を重ねる事で、【ゆらららぎ】に使われた歌声を出せなくなっていたが、念には念を込めて、だろう。


 俺はタイムマシーンを使って彼女を過去の世界へと送り出した。  


 彼女の身の安全を守ると同時に、【はぐさ】を創生した研究者と友であり電気屋でもあった祖父の遺産である【ゆらららぎ】開発に必要な、七星天道虫と十代の彼女の歌声が記録された髪の毛の取得の為に。











(2022.7.6)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ