雪山で、愛
ややHな少年漫画レベルの過激表現があるので、ご注意ください。
ゴッゴゴゴ。ヒューーッ、ヒューーーーッ。
「ああもう、家でコタツに入っていれば良かった…」思わず、本音が出た。
「ごめんね。私が、雪山で結婚写真撮りたいなんて言わなければ良かった」
「ココロ。いや、そんなつもりじゃなかったんだよ。ついさ、二人で、バックの景色気に入らないねってやってたら、思ったより深いとこまで来ちゃって。吹雪にまでなってさ」
「リュウイチ、寒いよ」ココロは、目を閉じて、キスをねだる。遭難するかもしれない、ちょっとまずい状況。かといって、あせっても、どうにかなるような状況じゃない。
ココロのまつ毛には、雪がついていて、そもそも真っ白のような肌で、ドキドキッする。ウエディングドレス姿のココロ。そそられる。ゴクッ。唾を飲み込む音が大きく出て、顔が真っ赤になりそうだ。暑い。
「フフッ。あったまったね」ココロは、そっと俺にキスをした。
すると、魔法のように吹雪がおさまって…。
「あっ、出口の看板」ココロが見つけた。
「じゃあ、ここで写真撮っちゃおうか?」と、ココロに言われ、俺は「えっ…」
友人たちに笑われるよな。「お前、なんで雪山でこんなに顔を真っ赤にしてるんだ」って。仕方ないだろ。可愛い過ぎて、Hな気分に、なっちまったんだよ!
本当は遭難するような場所で、こんな撮影、駄目だって止められるでしょうけどね。