ちょっといい声の作り方
こんにちはまたは初めまして!
私しがない、なろう好き一般人です!
当然、どこにでもいる一般人なんですよ?
特に個性もないんですしー。いわゆるモブ的な人間で、のほほーんと生きてます。目立つ特徴もない!
ただし。もしかしてこれは特技、と言えなくもないのかなと最近思い始めたのがーー声を作ること!
具体的に言うと。
それっぽい声が出せる、という感じですね。
つまり、声の作り方がうまいってことです。
別に普段話とかしていて、いい声だとか言われるわけじゃありません。一般人なので!
ですが、作った声は本当に褒められることが多いのです。
※説得力増すためにエピソード書いておきますけど、全然読む必要はないです。次の特大スペースまで飛ばしてください。
【私の声にまつわる武勇伝(?)】
・授業の音読を異様に褒められる
(保護者会で親が褒められる事態に)
・学生時代はずっと音楽オール5
(歌で筆記を巻き返し続けた
筆記? 最低64点とったけど何か?)
・学生時代の音楽の授業で組んだ
バンドのボーカルで一番をとった
(まぁこれはバンドの力もあるけど
3-2の歌姫とかいう謎のあだ名付けられた)
・バイトのレジ打ちで
機械が喋ると勘違いされる(何回かある)
・接客経験皆無時代に
「ショップ店員やってたでしょ! ぽいわ‼︎」
と言われる(人見知りなのでやるわけないぞ)
・とにかく留守電の録音を頼まれる
(どこいってもやらされる)
・職場のカラオケで先輩に上手いから歌えと言われ
アイドル系アニソン歌うイメージできたのに
マジでロックな男性キャラソンを歌わされ
その日の話題を掻っ攫った挙句
次の日から職場では男性扱い弄りを受ける
(上司もいる席なんですよ⁉︎ 先輩を恨みましたよ!
さよなら私の清楚なイメージ!)
・館内放送を流せば
2桁に及ぶ回数会う人会う人に褒められて
「デパートみたい! 録音させて!」
って言われた(どこで使うんだそれは)
・しきりにいろんな人から
「なんか声の仕事してた⁉︎」
って聞かれる(なんもしとらん)
・ついに館内アナウンスは
私の声で自動化することが決まりました
(なんでなんですかほんとに?)
・またこの度、部外者向けナレーションを
全然関係ない私のとこまでわざわざ持ってこられて
仕事として個人依頼されてしまった
(やめろ私に頼むな! 断れないんだ!
しかもお給料は変わらんのだぞ!
外部委託しろや!)
……といった感じで。
一般人の中では、褒められてる方じゃないかと思います。た、たぶん……?
声の出し方は何通りかあるのですが。
今回はわかりやすく褒められる確率No. 1の!
『いい声の出しかた』をお伝えします!
【そもそもいい声とは?】
一度聞いて、「いい声だわ〜」ってなるものありますよね?
例えばそれは、ラジオとか。
案内アナウンスとか。
はたまたテレビのアナウンサーとか。
耳馴染みがよく、落ち着く声というか?
いわゆる『アニメ声』とかではないです。
女の子の『アニ声』は、大抵可愛い感じですよね? それは「可愛い声〜」とは言うけど「いい声〜」とはあまり言わないと思います。
どちらかと言うと『いい声』は、低め。
『イケボ』とかの方が感覚近いと思います。
『イケボ』は『イケメンボイス』のことですけど……。
つまりこれは!
男女ともに活かせる声であり!
男女ともに好かれる声です‼︎
それでは、私が『いい声(というか、館内アナウンスだけど)』を出す時に、気をつけている事をお伝えします。
《いい声のコツ①:ゆっくりめに話す》
『いい声』というのは、若干の色気も感じるーーと、私は思います!
では、早い声に色気を感じるでしょうか?
どちらかと言うと、元気に感じます。
そして、せっかちに聞こえます。
ショップ店員の声をイメージしてください。
元気があるけど、疲れると言うか。
『いい声』って感じではない気がしません?
色気とは、余裕の中にしかないのです!
(まぁ私は色気っていうか、館内放送は聞き取りやすいようにゆっくりやってますが)
ハキハキとした喋り方は、自ずと声も高くなります。明るくなる、とも言えますけれど。
落ち着きのある、しっとりとした話し方。
これは『いい声』に必要不可欠なのです。
《いい声のコツ②:抑揚に気をつける》
抑揚は必要なんです。
でも、つけすぎたらダメなんです。
これは抑揚をつける事で、機械的にしないためになります。抑揚がないと聞いていて冷たい印象になってしまいます。
柔らかな抑揚をつける事で、温かみと穏やかさが生まれ、これが余裕に感じるわけです。
抑揚を文字で説明するのは大変難しいのですが……。
例えば、「ありがとうございます」、なら私の声では
ソソ♯(1オクターブ上)ファ(1オクターブ上)ソ♯ーソソソソ
……みたいな感じなんですよね。(どんな説明?)
他の声はちょっと、音が足りないというか♯との半音みたいな感じとかあって、音にできないんですけど。
まぁつまり。
1オクターブ(+♯)くらいの音域でしか、話さないって事です。
その中で抑揚はつけるんですけど。
急に高くなったり、低くなったりしないのです。接客用ボイスだと、いきなり高いとかありますけど逆です。
そして始まりの音は、私の中ではギリ地声で女性に聞こえる範囲の音です。毎回この音から始めて、読み終わりもこのくらいになるようにしてます。
男性の場合は、地声が高い方以外は始まりの音はそのままでいいと思います。でも、2音目を上げるよう頑張ってください!
ただし抑揚をつけすぎると、ネバっこい印象になるので気をつけてください。
《いい声のコツ③:少し低めを心がける》
これは色気とか、落ち着きに関係するんですけど。
例えば子供の笑い声とか、耳がキンキンする方もいます。人が怒った時とか声が上がりますが、あまりいい印象はないですよね。
穏やかな声は、決して高くない声なのです。
『イケボ』と呼ばれる声は大抵低い。
少し低めの声の方が大人っぽく聞こえます。無理に上げなくていいのです。まぁ、男性は本当に低い方ならある程度は上げるべきですが。
《いい声のコツ④:しゃくりをつける》
しゃくりってわかるでしょうか?
例えば夏なので。というかオリンピックでもやってたので例に挙げますが、「東京音頭」を聞いた事があるでしょうか?
最初、入りのところが。
「はぁ〜」から始まると思うんですけど。
それがいわゆる、しゃくりですね。
それを歌と同じように。言葉の最初の方に持ってくる、1音めと2音めの音の高低差をなめらかに跳ね上げて変えていくのです。
言葉でいうなら、テンション高い人の「そうなんですね!」の「そう」の部分です。(わかるのかこの説明で?)
これが入ると、力強さが出ます。
言葉にインパクトができて、メリハリのある印象を受けやすくなる……気がしてます!
《いい声のコツ⑤:息多めで喋る》
息を多めにすると、色っぽいなーと思う人がいると思うんですけど。まぁ大体その解釈で合ってます。
色っぽい声というのは、湿ってる声。
機械っぽく聞こえない声、ということ。
いい声は機械っぽくないのです。あとちょっと鼻から抜けるような話し方が多い、と感じます。(私はですけど!)
息を少し多めにすると、これができるのです。
あとどうしても、言葉の終わりを切ってしまうというか。ハキハキと喋ると、余韻がない話し方になってしまうんですね。
これを息多めにしておくと、防ぐことができます。余韻があると落ち着きを感じると思うので、息は多めがいいのです。
《いい声のコツ⑥:始まりの音は鼻濁音気味》
まぁこれ、鼻から息が通ってれば勝手になるんですけど。
わかんないなって方は、言葉の始まりに「ん
」をつけると鼻濁音になります。「んありがとうございます」、みたいな。
しかし本当に毎回つけると鬱陶しい事この上ないので、気持ちつける感じなんですけどね?
鼻濁音にすると。
喉の奥が広がるので優しい音になる!
というか? わからん? そっかー。
んー、キンキンした音にならなくなるんですね。いわゆるツンデレみたいな『アニ声』は、キンキンした音なんですよ。尖ってるイメージ的な?
これは喉を締めて出す音だからなんですけど……うん。まぁいいんだこれは関係ないから。
とにかく「ん」をつけるように話す!
それが落ち着いた声を出すコツです。
《いい声のコツ⑦:口と舌はよく動かす》
これは滑舌や聞き取りやすさのためです。
ボソボソした声だと。
人はいい声だと思いません。
そっちが気になってしまうからです。
『いい声』というのは、耳触りの良さが重要なのです。なのでボソボソはダメダメなのです。
ただし大きく口を開ければいい、という話ではないです。
大きく口を開くと、快活な話し方になりやすいのです。これは聞き取りやすいですが、落ち着きは感じられません。
ほどほどの大きさに口を開いて、よく動かす。それが聞き取りやすい『いい声』の出し方です。
以上が、よく褒められる私の声の出し方です。
というかこれ、言葉にしてるから大変そうですけど。アナウンサーとかラジオMCのモノマネすると、勝手になると思います。
特徴を説明するより、多分イメージを持って話す方が早いので!(じゃあ何故説明した)
でもみんなモテたいじゃろ?(偏見)
好かれたいじゃろ、人に。
褒められた方がいいと思うし。
なので何か特別な時とか、誰かを口説きたい時とか使ったらいいんだと思います。
むしろ明日から使ってください!
多分褒められると思いますよ!
職場に行ったら中で流すだけじゃなくて、YouTubeに載せるってことが発覚しました。
わーい全世界配信だー……背負う規模がおかしいっ!(台本叩きつけつつ)