『女神は何も裁かない』という、まだ生まれていない世界の備忘録⑤
☆ 言語についてのふんわり設定
今回のこの世界の言語は、古語的?に現実世界でいうところの『英語』が使われているっぽい雰囲気に、ふんわりと設定しました。
人名も基本的に英語っぽいものとします。
魔導士たちは数字で呼ばれていますが、基本英語の序数詞 (ファーストとかセカンドとか)で呼ばれる設定にしました。
私は今まで、極力カタカナ(外来語)を使わず異世界(ハイファン風の世界)を描写してきました。
自作の中で代表的なのがラクレイド話。
(私にとって)どうしても和語で表現しにくい『ランタン』とか『ポンチョ』はこそこそ(笑)と使っていましたが。
詰襟の軍服や礼服をイメージした(かつ、あまりにも現実の衣類のイメージを明確にしないためにも)、ラクレイドの貴人男性の格の高い服装を『高襟の上衣』と表現したり。
コートは『外套』、ブーツは『長靴』、ポケットは『隠し』等、やや古い日本語も活用しました。
色の名前も、たとえばセルリアンブルーっぽい色をわざわざ和語の『縹色』にしてみたり。
また、儀式の合間に出される軽食として、オープンサンドやカナッペをイメージしたものは『小さな薄切りのパンの上に刻んだゆで玉子ときゅうりをあしらったもの』と描写しましたし、バーガーバンズにローストビーフもしくはローストポークの薄切りをぎっしりはさんだ一種のサンドウィッチも、『握りこぶし大の丸パンを横に切り、たれをまぶした薄切り肉をぎっしりとはさみ込んだもの』と描写しました。
『サンドウィッチ』等という現実感のある名称を出来るだけ使わずに表現しようと(サンドウィッチ問題とかジャガイモ問題とか、よく言われていた時期でもありましたしw)、頑張っていましたネ(笑)。
今回はあまりそういう部分にこだわらず、なーろっぱ寄り?の世界観でエンタメしようと思います。
☆ そろそろおひらきに
その他にも色々と設定を詰める必要はありますが、まあ、そこら辺は走りながら考えても間に合うかと(笑)。
あ、強いて言えば魔法についての設定はきちんとしておきましょう。
この世界には『魔法』があります。
『火』『水』『風』『土』という基本的?な属性と、『光(聖)』『闇(魔)』という特殊な属性の魔法があります。
基本の四属性は魔法が得手の人間や魔導士が使えますが、『光』は基本、勇者と能力の高い一部の魔導士だけが使え、『闇』は能力の高い一部の魔導士と魔物 (いわゆる夢魔)が使えます。
魔物の浄化は『光』の魔法によってのみ、行われます。
勇者がレベルアップして魔法もレベルアップすると、浄化も広く多く、行われるようになります。
さあ。
今回の主人公・勇者アルフレッド。← 名前、初登場!
頑張りたまえ!




