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鉄道警備物語  作者: purihu
3/3

第三話 『特別列車運転』後編

ここまでのあらすじ

特別列車運転することになったけど後ろに何かいた。


余談

機関車はDD51の改造車なので凸形です。(形が知りたい人はggって下さい)

なので隊長とかは機関車の横につかまってドアを開けて入ってます。走行中だと超危ないです。

隊長は妙な予感がしてなりませんでした。

今いる場所は駅と駅の間辺り、しかもその駅間距離は10kmです。今は五キロ地点の次の駅よりのところにいるので進んだ方がいいということで、乗客を前に避難させて車掌と隊長が消火作業中なのですが、

隊長は妙な予感がします。


雫はノッチ(車で言うアクセル)を入れました。

後ろにいる人間がスタンガンを出しました。

そして……。

バチッ

雫にスタンガンが当てられました。当然一瞬で気絶してしまいます。

そしておもむろに糸鋸(いとのこ)を取り出しブレーキ管を切り始めました。


三分後、単独ブレーキ(機関車だけにブレーキをかけるもの)も自動ブレーキ(列車全体にブレーキをかけるもの)も、両方のブレーキ管を切ってしまいました。

こうなってはとまれません。

ブレーキ管を切った人間は隊長が来る前に、と、ノッチを最大まで入れて列車から飛び降りました。

体にクッションを巻いていたのか、そのまま草原に倒れこみます。

そして人間はにやりと笑ったあと、走り去っていきました・・・。


さて、隊長の方も消火を終わらせました。

そして、隊長は消火中に感じていた違和感に気付きました。

ずっと加速しっぱなしです。何をやっているのか、そう思った隊長は車掌に最後尾の処理をお願いして機関車に向かいました。


隊長が機関車に入ると、雫がぐったりした様子で運転台に倒れこんでいました。

「おい、しっかりしろ!大丈夫か?」

隊長が心配そうに声をかけます。

「うぅ・・・。」

ぐったりしていますが意識は取り戻したようです。

「どうした?何があった?」

雫はうつろな表情で、

「えっと、ふつうにうんてんしてたらなんかびりって・・・。」

ちょっと思考回路がおかしいですが気にしたら負け。

「びりり? スタンガ・・・。」

隊長絶句

「どうしたんですかぁ?」

相変わらず雫は呂律が・・・。

「・・・・・・。」\(^o^)/

隊長\(^o^)/オワタ状態です。まあ終わりますけど、すでに終わってますけど。

「こちら、××××列車、輸送指令応答願います!」

隊長が切羽詰った声で無線に呼びかけます。

「こちら輸送指令、××××列車運転士どうしました?」

輸送指令から無線が着ますが、

「いや、運転士では無いのだが・・・。私は鉄道警備隊隊長×××××だ。今運転士は呂律が回っていないというかもはや回りそうも無いので連絡しているというか本題はそれじゃない。

 ブレーキ管が・・・切られている・・・。」

「・・・・・・・。」

輸送指令絶句

ちなみに雫は呂律が徐々に回りだして、ちょっと顔が赤くなっています。

「と、とりあえず何か使えるブレーキが無いか調べてみてください」

輸送指令はとりあえず指示します。

「了解、またあとで連絡する。」


一方輸送指令の方の人は・・・。

「困ったなぁ。普段ならこういうのは鉄道警備隊に後ろから連結してもらって無理やり後ろからブレーキかけるのに、今回はそもそも機関車が暴走してるわけだし、しかも運転手も隊長もそれにのってるんじゃなぁ・・・。」

ごもっとも。


「おい、明星、使えるブレーキこれ以外に無いか?」

明星思考回路全開

「手ブレーキ・・・。そこのやつです。そう、それ・・・。」

明星完全復活。

「こ、これか?」

隊長は不安げ。

「そうですけど、そのブレーキ超弱いから・・・。多分とまれない。」

隊長「\(^o^)/」

「でも、この列車改造車なので、確かもう一つあった気がするけど・・・。」

隊長はとりあえず\(^o^)/状態から脱した。

「で?それどんなの?どれ?」

「えっと確かこういう非常事態が起こったときのためにって、この車両になったときに説明されたんだ・・・。壊されないようにマニュアルにも書かないからしっかり覚えておいてねって言われて・・・。」

この時点で次の停車駅までの距離は残り一キロ。

次の駅でスイッチバックするから止めなきゃですし、スルーしたら機関車の向きを逆にするためのてんしゃだいとその機関車は前に送るための短い線路。

当然その先は何もありません。

「なんでもいい、思い出してくれ!!!」

隊長もかなりあせっています。

すると雫はおもむろにノッチを逆に思いっきりぐいっとねじ込めました。すると、なぜかモーターのような音がし始めました。ちなみにかなり力を入れないとこっち側には行かないので普段反対側にいくことはまずありません。

で、コレが非常時用ブレーキ。一回反対側にまわすと停車するまではノッチでのブレーキ操作しかできないようになります。なので加速は出来ません。

ただし、ブレーキの効き具合は換えられるのでがんばってとめてね☆


さて残り50m、速度は(ry

「ああああああああああああああああああ、輸送指令に連絡してねぇ!!!」

隊長がいきなり発狂しました。

「こちら××××列車運転士です。」

それを聞いた雫が言いました。

「はい、こちら輸送指令です。遅かったですね。」

輸送指令の人待っててくれてたみたいです。

「えっと、とめる手段見つかったので、次の×××で機関車交換と運転手交代、車掌交代お願いします。




三話 了

前回了って入れるの忘れましたね。

んで三話です。今回は列車のほうの詳細を・・。

ベース車両:DD51

エンジン:なんかすごいヤツ四基

出力:一基あたり8500psくらい←コレ新幹線くらい


編成

第一:凸[待機車][機関砲][クレーン][戦闘車][武器庫][電源車]

第二:凸[電源車][待機車][客車 ][武器庫][展望車]

第三:凸[電源荷物者][   ][   ][  ][戦闘車][   ][   ][食堂車][   ][展望車]

※空白は客車


ブレーキ

自動空気ブレーキ

直通空気ブレーキ

手ブレーキ

非常用回生ブレーキ

※ブレーキについては知りたい人はggってください。


これくらいでいいですか?

ほかに何か質問があればコメント下さい。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

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