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鉄道警備物語  作者: purihu
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第二話 『特別列車運転』 前編

今回は特別列車運転です。

「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

突如宿舎に叫び声が聞こえました。今主人公だなって思った人いると思いますが違います。

「うぅ・・・。」

今度はうなるような声・・・。コレは主人公です。

そうです。何もしてないのにいきなりキレられた主人公が殴られたのです。腹パンです。痛いです。

バタ

雫ちゃんたおれちゃった。周りの人たちはヤバイヤバイと人を呼ぶ人や、笑う人がいます。

ですが笑い事ではありません。何せ鉄道管理局でも腕力が強いと有名なヤツに殴られたんですから。

そして現場に救急車がやってきました。雫を担架に乗せて救急車へ。救急車に乗せると病院へ搬送していきました。運転手が倒れたので鉄道警備隊は当然出撃できません。病院では検査がされています。

一応気絶しているだけなので一日入院すれば大丈夫ということです。良かったですね。


「ん?」

次の日の朝です。意識を取り戻しました。しかし顔をしかめてお腹を押さえます。

そりゃ鉄道管理局で一番腕力強いんですもの。

するとドアがノックされ、医者の人が入ってきました。

問診です。


一通り問診が終わると、看護士さんが朝ごはんを持ってきてくれました。

病院食ですが割かし美味しそうな和食です。

ご飯とふりかけ、味噌汁に煮物、漬物です。美味しそう。

ちなみにここは一人部屋です。ちなみに雫は16歳なのでまだ思春期・・・かな?

この年齢で入院した女の子を大人数の部屋に入れると面倒なことになりかねないので一人部屋です。

「いただきまーす」

さっきの和食を食べ始めます。美味しそう。


食べ終わって、検査が入ります。

病院から渡された服に着替え、検査室に行きます。

「I don't like 注射」

そこは注射も英語にしておこうぜ。

英語+japaneseでわざわざ注射嫌いと言ってくれたので、嫌いなのでしょうね。きっと。


「ああああああああああああああああああああああ」


注射されたようですね。痛そう。



「それでは、夕飯の後にこの薬を飲んでくださいね。それでは、一ヶ月後にまた検査しましょう」

受け付けの人が言いました。

「ありがとうございました。」


町を歩いているときコンビニでジュースを買っていきました。コ○ラです。あと飴。

病院近くの駅は×××××駅なのでそこから本部のある駅へ向かいます。

雫眠そう。今日は珍しく遅くまで寝てたのにね。


一方こちらは同じ時間帯の鉄道警備隊。

待機場所で暇しています。普段はぴっちぴちJKの雫をニヤニヤしながら(ry

しかし今日は雫はいません。今ここに向かっている途中です。

「うがぁ。暇。」

そうです。普段は暇です。そんな毎日問題が起きてたら鉄道会社つぶれちゃいます。

そういえば最近この鉄道、銀河鉄道プロジェクトとやらを始めたとか・・・。色々考えてるそうです。

ただし、実現は結構先。ただ、最初に宇宙走行可能車両が導入されるのは鉄道警備隊でしょうね。

「まあまあ。俺らが暇ってことは平和ってことだからさ。」

さすが隊長、大人です。


さて、今鉄道管理局のある駅に雫が降りました。ホームをぬけて管理局へ通じる廊下のあるドアを開けます。

「おっ、おかえり~。大丈夫だった?」

と、先輩が声をかけてきます。

「はい。大丈夫でした~。」

明るい声で返しました。先輩は安心したっぽいです。良かったですね。

そして廊下を抜けて鉄道警備隊の待機場所に入ります。

「おおおおお」

部屋で軽い歓声が沸きました。

「え?」

雫は戸惑います。当然です。そして軽く挨拶をするとシャワー浴びてきますと言って、宿舎へ向かいました。

当然のごとく追いかける輩もいます。


そして会議。

「さて、明日特別列車を運行することになった。機関車はうちのヤツを使うんだが・・・。

 運転手は当然明星だ。んで、俺は横に乗る。車掌常務をする者は挙手。」

さて、中腹あたりにいる気の弱いやつが、

(-_-)ノ

挙手しました。一人なので車掌決定です。

「よし、コレで決定だ。」



翌日

「ふわぁぁ」

こういうときだけ早起きな雫はずるいと思う。

その直後隊長がドアを叩きにきました。

ドンドンドンドンドンドン

バン

はい。そうです。顔面ぶつけました。

「きょ・・・今日は・・・はや・・・起き・・・だ・・・な・・・。」

はい。超ふらふらしています。鼻血が出ています。いたそう(´・ω・`)


さて、今日はいつもの機関車待機場所ではなく特別列車専用ホームに機関車が止まっています。

雫はここぞとばかりにさっさと乗り込んで計器類をチェックします。

ちなみにディーゼル機関車なので燃料も確認。満タンです。あとエンジンを少し回します。

ブゥゥゥゥゥン

いい音が鳴りました。大丈夫な様です。

十分後、発車メロディーが鳴り響きます。

「0番線ダァシエリエス ご注意下さい。」

ドア閉まりました。

「こちら車掌、ドア全閉確認。」

車掌から無線が着ました。

「了解、発車します」

雫返します。


さて、しばらく走った頃、停車駅に着きました。

ここは本当に停車時間が短いです。1分です。

そしてここも問題なく発車。


しかし、次の瞬間…。


バコン


最後尾で爆発が起きました。

隊長が反応して走ります。

幸い誰もいませんでしたので、けが人はzeroです。


運転室では慎重にブレーキ操作をしている雫がいました。

その後ろに人影があります。隊長ではありません。

その人影は手に持っていたスタンガンで・・・。

はい。相変わらず好き勝手やります。

と、ここで雫の詳細設定を書いておきます。


明星 雫(あけぼし しずく)

年齢:16歳

身長:164cm  体重:秘密

性格:やさしいけど寝坊が多い

部署:鉄道警備隊 役職:運転士

所持資格:鉄道運転に必要なもの全てと救護


ということでここまで見ていただいた方、ありがとうございました!

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