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三つの道・空・朝

作者: 小林郁之

   三つの道


  僕の前には

  三つの道がある

  どの道を選んだとしても

  堂々と 朗らかに歩んでゆこう

  三つの道は いつか

  一つの道に合流するから



   空


  空がこんなに広いとは

  ついぞ私は知らなかった

  狭い家に蟄居(ちっきょ)して

  文字ばかり見つめていた


  空がこんなに高いとは

  ついぞ私は知らなかった

  仰向(あおむ)けになり 手を伸ばしてみる


  空がこんなに青いとは

  ついぞ私は知らなかった

  その青は

  どこまでも深い青

  ああ 宇宙が見える!



   朝


  まだ太陽が隠れているころ

  辺りはしーんとしている

  そのなかを

  僕は自転車をジリジリ言わせて走る

  やがて空が白み始める

  今日もいい日になりますように!

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