(仮)対ブランドル戦 その5
すると、案の定というかなんというか、前半の40分過ぎから露骨に運動量が落ち始めてきた我が軍。
そりゃ、そうだろう。キックオフ直後から(正確に言えば俺と三苫君がバチバチにやり始めたすぐ後)、司を中心とした前線の選手達(実際司はこの試合殆どWの位置)が高強度でブランドルの選手達を押し込めていたのだ。まあ、いつかはスタミナは切れますわな。
その上、クラップ監督は今日の司の出来を見て、ミッドウィークのアトランティス戦(CL第四節)に先発で使っちゃおーって前半で引っ込めてしまったのだ。
その指示を聞いた瞬間、珍しく司が声を荒げた。「まだ、ブランドルの息の根を止めては無い!」と。
だが、クラップ監督は中三日をおいたアトランティス戦で先発で使いたいと司を説得してどうにか納得させると、ロバートさんに交代。
さらに三苫君に削られた足がシクシク痛んで足を引きずってたのに気付かれ俺も後半の10分過ぎにお役御免。
その直後から一気にブランドルの反撃が始まった。
さすが、前節チェルシーに土を付けただけのことはあるチームだ。
GKのロバートからの丁寧なビルドアップと疑似カウンターに手を焼いた我が軍は後半の25分に1点返されると、試合終了間際のアディショナルタイムにCKから三苫君の優斗のお株を奪うような空中エラシコで同点に追い付かれてしまったのだ。
これには『メゾン・ド・サムライブルー』時代、三苫君にエラシコを教えてた優斗も頭を抱えた。
しかも最後のシュートは、優斗は左足のインステップに切り替えるところを、なんと三苫君は空中に浮いたまま、利き足の右でオシャレアウトサイドで決めたのだ。
これにはゴール裏のKOP達も思わずスタンディングオベーション。
そんな感じでEPL第10節、リバプールSC vs ブランドルSCの試合は2-2のドローとなってしまった。
ちなみに俺の怪我はというと、交代直後に医務室に行ったら「ただの打ち身」と言われてしまい、湿布を渡されベンチに帰されてしまった。
なんだか、水曜日のアトランティス戦には司と一緒に頭から出るそうです。
どうやら、その事も上司には気に入らなかったらしく、「その程度の怪我だったら、最後まで我慢して郁の野郎を抑えておけ」と吐き捨てられてしまいました。ぐっすん。
まあ、確かに、TAAの最後の守備は軽かったよなー……




