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フットボールのギフト ~底辺Jリーガーの俺がフットボールの神様からもらったご褒美とは~  作者: 相沢孝
第八章 (再開)魂のJリーグ編(2ndシーズン)
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Summer transfer window(夏の移籍市場) その1

 ♪ バーモス トーキョー ゲキッザ・ゴー!(Get! Kick! The Goal!!) ♪


 ♪ 勝つのは 俺たちだー ♪


 ♪ ララ ラーララ ラーラーララー ♪


 ♪ ララ ラーララ ラーラーラー ♪




『自軍深い位置でボールを奪取した鳴瀬、橋元にボールを預けると、自軍右サイドをそのまま駆け上がっていくー』


『この時間になっても、まったく運動量が落ちません。まさに東京のロードローラと言った感じですね』


『橋元は東野とのパス交換で、新潟のマークを外すと、そのまま左サイドの北里に展開』


『北里絶妙のトラップ!一発で相手を剥がします』


『相手のプレスを躱しながらスルスルとゴール前まで持ち上がる北里、長井とのワンツーで新潟のゴール前までやって来たー!』


『北里も運動量は鳴瀬に負けてません』


『そしてそこから中に折り返しー!!』


『東京必殺パターンだ!』


『そこに詰めるのは本日一得点のディアス・アルベルトー!!』


『新潟のDFがブロックに入る』


『しかし、アルベルト、それをスルー』


『そのボールに武窪が突っ込んで来た』


『キーパーがコースを塞ぐ』


『だが、今度はそれをバックフリップー』


『完璧に崩された新潟!』


『するとそこに詰めていたのは、ロードローラー鳴瀬だー!!』


『行けー、鳴瀬ー』


『鳴瀬渾身のインステップが新潟ゴールに突き刺さるー!!』


『試合を決めるドッペルパックー、鳴瀬、新潟を突き放したー』


『ファー側のサイドネットに突き刺さる鳴瀬のシュート、キーパーまったく反応できません。お見事です!』



 ♪ な~るせ~ しんじ~ シャララ~ シャラララ~ラ~ ♪


 ♪ な~るせ~ しんじ~ シャララ~ シャラララ~ラ~ ♪



『東京のゴール裏のサポーターに駆け寄る鳴瀬神児、東京のロードローラーここにあり!!』


『第98回天皇杯全日本選手権3回戦、SC東京対システーネス新潟のスコアは後半の47分、3対0となりました……』



「おいっ、神児、準備いいか?」と司。


「おう、司、もう時間か?」と時計を見ながら俺。


 俺は見ていたテレビの電源を落とす。


 ここはSC東京本社事務所の待合室。


 俺達はここにあるモニターで一昨日行われていた天皇杯3回戦、SC東京対システーネス新潟の試合を観ていたのだ。


 試合の方はというと、終始、東京が押し続けて、3-0の完勝。


 これで来月頭に行われる天皇杯4回戦で、俺達は古巣の明和と戦う事が決まったのだ。


 だが、その前に……



 司と一緒に応接室に入ると、そこには佃煮もとい、先日、正式に代理人の契約をした佃さんと、SC東京の社長の大鉄さん、そして監督の長谷部さんとGMの立岩さんがいた。


 わーお、SC東京首脳陣勢ぞろいじゃないですか。


 まぁ、話すことは一つなんですが……



 遂にこの時が来たか……というか、思ったよりも早く来たなと言った感じの長谷川監督。


 難しそうな顔をしている社長の大鉄さんとGMの立岩さん。


 相変わらずいつもニコニコ現金払いと言った感じの津久谷っち。


 さあ、一体どんな感じの話合いになるのでしょうか?


 分かりません!!

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― 新着の感想 ―
話の感じは解らんが、中身はドイツのストーカーOrスペインのストーカー一択? それとも第3ルート有る?(´・ω・`)?
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