クライアント。
秀「いやぁ〜。美麗殿一翔はあの様に言っておりますし尾行するというのはやはり気が引けますよ。
第一私の推理が外れていると言われた事も心外ですし私としても気が乗らないというか、、、」
美麗、、、目を細めて少し考え込む。
「そうね、あなた1組の川村美紀の事好きでしょ!成功報酬として紹介してあげるってのはどう?」
秀「う、悪い話しではないですがやはり一翔がどこで何をしようとも本人の自由ですし紹介してもらっても上手くいく保証はありませんし、やはり尾行はちょっと」
美麗、、、イラッ。
「じゃあ、1万でどう?」
秀「うう、悪い話しではないですが友人を金で売る様な真似はしたくないですよ」
美麗、、、イライラッ。スマホを出し何かを検索する。
「じゃあ。このシャ−ロックホ−ムズが愛用していたと言われるパイプ、眼鏡、完全復興版数量限定版でどう?」
秀「困った人の役に立つ。これも探偵の使命。
わかりました。必ずやこの1週間一翔を尾行して調査報告をいたします。」
美麗「頼んだわよ」
放課後
秀「許せ一翔。これもクライアントの依頼だ。決して裏切りだとか買収ではなく、、、」
一翔「よう!秀、そんな所な隠れて何をしてるんだ…」
秀「うあぁ!一翔!」
一翔「何をそんなに驚いているんだ。誰かの尾行か?」
秀「ば、馬鹿な事を言うな。お前の尾行なんてする訳無いだろう!」
、、、そ-いう事ね。一翔はニヤリとして振り返るとダッシュして校門を出て行った。
秀「や、やばいなこれ、、、」
やはり美麗の奴、疑ってるな、あれから何も言ってこないから逆に怪しい。
完全に秀を、まいたので足を止めると誰かが目の前に立つ。
美麗「あら、一翔、私と登下校する約束じゃなかった?そんなに急いで何処へいくの?」
一翔「み、美麗、、、わ。わかったよ。い、一緒帰ろう。」
あんなに嫌がっていたのに素直に私と登下校するなんて、何を隠しているの?何を守っているの?
気にいらない。気にいらない。私よりも大切な物、一翔が夢中になる物、気にいらない。
一翔「じ、じゃあここで、明日またここで、、」
美麗「、、、まだよ。今日は私の家まで送ってほしいわ。」
一翔はチラリと腕時計をみる。
一翔「、、良いよ。送るよ」
やばいな秀は問題ないが美麗は侮れない。
暫くは希夢ちゃん所へは行けないかも。




