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17話 ドラゴンとの戦闘2


 俺の合図と同時にローラが光玉ライトを使いドラゴンの視界を一瞬奪った。その時、ルミアが風矢エア・スピアを潰れていない方の眼に向かって打つ。


 だが一瞬怯んだのにも関わらず、風矢エア・スピアを翼で守るのと同時に暴風を放ってくる。それをローラが最大級魔法である竜巻ハリケーンを使いレジストした。


 ルミアとローラが戦っている時、ジャックと俺は殺気を消してドラゴンの足元までたどり着く。だけどドラゴンも俺たちのことには気づいている。その時、ジャックが


「本当にやるのか?」


「あぁ。やらなくちゃ全滅する」


「そうだけど。やったらお前が...」


 やっぱり俺を気遣って躊躇している。


「万が一俺の命で助かるならそれでいい。まあ死ぬつもりはないけどな」


「...」


「だから絶対にためらうな。お前にかかってる」


「あぁ...」


 ジャックと距離をとる。ドラゴンがルミアとローラにすべての敵意が向いた時、俺が隠密を使った。するとドラゴンがルミアとローラに敵意を向けているのが散漫した。


(予定通り)


 今までいたと思っていた存在が消えたらどうなる。確実に探し始めるだろう。戦闘において視野に入っていない敵が一番恐ろしいから。だからドラゴンがブレスを吐こうとしてきた。


(ここも予定通り)


 視野に入らないということは全体的に攻撃すればいい。だけどローラたちに暴風を使ったことで暴風が来ることはない。ならブレスが来ると予想がつく。


(自分を信じろ)


 ここでジャックにブレスがあたってしまったらいけない。だから俺は隠密をといて殺気を放つ。するとドラゴンが俺の方を向き、ブレスを放ってくる。最初より強くない。最初は全体的にブレスを吐いていたが今回は俺だけにブレスを吐いてきているため先程より威力が強い。


 まず最初に火と水の組み合わせ魔法---水蒸を使う。それでもブレスが消えるとは思えなかったため、水壁ウォーターウォールを使いブレスを防ごうとする。さっきも防げたからと思っていたのか、考えが甘かった。威力は弱まっているブレスが俺に向かってやってくる。


 とっさに火耐性のバフ付きポーションを飲んだ瞬間、ブレスが俺に直撃して意識を失った。

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