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16話 ドラゴンとの戦闘


「では皆さんこれを飲んでください」


 俺は火属性耐性のバフ付きポーションを渡す。これでブレスで即死することは免れるだろう。


「俺とジャックさんで前衛、ルミアさんが中衛、ローラさんが後衛で戦いましょう」


「「「了解」」」


 会話が終わるのを待っていたかのようにドラゴンが攻撃を始めてきた。魔眼で敵の攻撃は一通りわかる。


「ブレス来ます!」


 右手に水玉ウォーターボール、左手には竜巻を使い、組み合わせて、水の竜巻を起こしてブレスを相殺した。それと同時に俺とジャックさん、ルミアさんがドラゴンに突っ込む。俺は身体強化を2人に重ね掛しているのと同時にジャックさんとルミアさんがドラゴンに斬りかかる。


 ルミアさんの愛用しているレイピアが壊れてしまっているため、冒険者が使っていた細い剣を使っているが使いにくそうだった。ルミアさんの攻撃で皮膚を斬り、そこをジャックさんが斬りかかる。


(すごい)


 長年パーティを組んでいたからこそできる技術だ。俺にはまだできない。俺は単独でドラゴンの眼を潰そうとした時、ドラゴンが俺に爪で攻撃してきた。ギリギリのところでよけて眼を潰す。


「グギャー」


 よし! でも危なかった。隠密と縮地の組み合わせ技ですらバレるってどういうことだよ。さすがSSSモンスターと言うべきか。


 眼を潰したことにより暴れだし、接近していた2人は一旦引く。それを見計らってローラさんが複合魔法---炎の雨を使った。


 火と風魔法の複合のため、一定時間ドラゴンに向かって火が降り注いでいく。ドラゴンの羽が穴だらけになっていき、地上に落ちる。その瞬間ローラさん以外で攻め込もうとした時、羽を羽ばたいて暴風を作り、ブレスをはいてくる。風の威力が組み合わさっているためブレスの威力が先程とは格段に違った。


(やばい)


 すぐさま二人の前に立ち、複合魔法---水壁ウォーターウォールを使う。それでも防ぎきれず、かたうでを持っていかれてしまった。


「アッシュ! 腕が...」


「大丈夫か!」


「...」


 後少しで倒せると思っていたのにここまで強かったとは...。見誤っていた。


(クソ)


 クビを斬るしかない。でも俺じゃできない。だから


「ジャック! 一つ提案がある。頼む」


 ジャックに作戦を言う。


「あぁ。それだと...」


「全滅するよりましだ。ルミア、ローラ! 数秒でいいから時間を稼いでくれ」


「え? うん」


「わかったわ」


 ここで決める。最後の戦闘が始まった。

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勇者パーティに暗殺者はいらないと言われ追放されたため、幼馴染である第二王女の護衛を始めました! 国から支援がもらえなくなったから戻って来いといわれてももう遅い


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Sランクパーティに外れスキル(魔法無効化【キャンセリング】)はいらないと追放されたので、幼馴染パーティで世界最強を目指します。魔法の強さに気付かず、ファイアーボールで全滅したから戻って来い? もう遅い

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