とあるゴブリンのお話
見てくださりありがとうございます(*´∀`)
短いですが、うまいこと纏めれる様に頑張ります
「グギャァ」
僕達は弱い、人間達と会えば切られ、燃やされ、殺される。
他の魔物達も僕を見下し、バカにされ、遊び半分で殺される。
どうして僕達はこんなにも弱いのか? 生きるためには人が作った食べ物が生えている所から盗まなければいけず、獣も仲間が数匹居ないと狩ることが出来ない。
だから皆で行動するけど、食料が数日ぶりに手に入った時は仲間割れする事もある。
小さい頃親に聞かされた、僕達ゴブリンは人や魔物に殺されるよりも、獣に食べられるよりも、餓死して死ぬことが一番多いと……
その話を教えてくれた、親も大分前に人間に殺された。
だから、僕は食料で仲間割れすることも、食料が足りずに餓死することも無いように2匹の仲間を作った。
3匹いれば比較的安全に、小型の獣なら狩れるし食料を分けあってもある程度食べれる。
それでも今日人間達と出会ってしまい、仲間が殺された。
僕達は人間達が見えた瞬間直ぐに逃げた
でも、弓で射ぬかれ仲間は死んだ。
僕は足に矢が刺さったけど近くの崖から転がり落ちて、奇跡的に木の枝に引っ掛かり地面に衝突することなく生き延びた。
「グギャァ……」
偶々、僕が引っ掛かった木にはアプルが生っていた。
赤い実のそれを食べて生きることは出来た。
それから暫くして、足の傷は治り始めた。
でも……僕には生きる手段がない……
だって、僕達の種族は弱いから……ただの獣にだって殺される……
アプルは後幾つ有るだろうか…………
……この木に生っているアプルが無くなったら僕は---
ゴブリン……ゲームやファンタジーものの雑魚代表の様な奴ですが、そんな奴でも頑張って生きようとしています。