1次試験
俺が案内された教室には40人ほど入っている。
この中から何人が合格するのだろうか。
試験官が現れた。
「これから筆記の試験を始める、今から用紙を配布する。これは、実技試験の会場が書いてある。この用紙を持って好きな会場へ向かうように。」
得意な実技を選んで会場へ行けばいいんだな。
「では、試験用紙を配る。出来た者から用紙を裏返し実技試験へいくように」
徐々に筆記が終わって教室を出る人が出てきた。
オレも一通り終わったので見直してから、実技に向かおうと思う。
実技試験の会場へ着いた。5人づつ奥に入っていく。
俺の番がきた。
「これから実技試験を始める。実技内容は低級モンスターを倒してもらう。自信のない者は帰って良い」
檻に入ったモンスターが運ばれてきた。
一緒に居た4人は帰ってしまった。
「では、君だけで始めようか」
檻からモンスターがでてきた。
俺は脇差しを抜いて応戦する。
犬が狂暴化したようなモンスターが飛びかかってきた。
避けながら首に一撃。
「すげっ!」
じぃちゃんがくれた脇差しの切れ味は凄かった。
試験官が近づいてくる。
「これを持って明日また来るように、今日の宿は指定した宿に泊まりなさい」
指定された宿は昨日と同じだった。
宿に向かいゆっくり休んだ。