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3月26日 出発
朝日とともに目がさめた。
朝食を済ませて、出発の準備をしている。
「よし、これでいいかな」
準備を終えて馬車をまつ。
馬車は家の前に来てもらうようによんだ。
「ハルトお弁当できたよ」
「ばぁちゃんありがとう」
弁当を鞄にしまう。
「受験票と身分証はもった?」
「ちゃんと入れてあるよ」
じぃちゃんが倉庫からもどってきた。
「ハルト、これはじぃちゃんからのプレゼントだ」
木箱をわたされた。
開けようとしたが、馬車が到着したようだ。
「じぃちゃんありがとう大切にするよ」
「馬車が来たから行きなさい」
馬車に乗り込む。
「じぃちゃん、ばぁちゃん行ってきます」
二人は見えなくなるまで手を振ってくれた。