ショータイム
更新遅くてすみません。
木梨と美月が抱き合う…………………?
ナニガオキテイルンダ。
ウソダ。
ウソニキマッテイル。
なんでなんだ。
だって振られたって言ってたじゃないかっ。
「………振られた、と思ってただろ?」
余裕を持った笑みをして、僕に微笑んだ木梨。
「……………美月。いつからなんだ?」
木梨の服をギュッと掴んで、僕を見つめた美月。
は?
なんでそんなに怯えてるんだよ。
…………おいおいおいおい。
なぜだ。ここまでは完璧だったじゃないか。
なにが、だめだったんだ?
「顔が…怖いよ…大輝が怖いの」
私には、大輝の私に対する、思いが怖いの、と美月は続けた。
僕は、いつ、美月に好きだと告げたんだ?
ぼくは――――――。
「大輝さんは、僕のこと大っ嫌いだったんだろ?」
木梨が口を開いた。
木梨が息をしている。
なにか、木梨が話している。
僕は、吐き気しかしない。
………………そうか。分かったぞ。
僕のこと、好きなくせに。
僕のこと、大好きな癖にー、
木梨にしがみついてるのは
……照れ隠しなんだねっ
僕はにっこりと微笑んだ。そのまま、一歩、また一歩。
美月に近づく。
「___ひっ、、こ、ないでよ…………」
どーしたの?僕、なにかしたかな?好きなのに照れすぎなんだよ。ねーねー美月。
どーして僕が怖いんだい?
そーかそーか。木梨が邪魔なのか。
じゃあ、木梨を消せば僕は美月とゆっくり話せるんだね。
さぁ、僕のショータイムは此処からだ。
次回、よーやく最終話だ!多分w