第五話
僕は今日いつもより早く起きたなぜなら昨日優子に晩ご飯を食べさせてもらったので優子のために弁当を作ってお礼をしようとした
「よし作るぞー」30分後「出来たー」お弁当の中身は玉子焼きとポテトサラダと生姜焼きを入れた
僕はいつものように優子と待ち合わせする場所に行った
僕は10分前に集合場所に着いた 「おまたせ佳祐」優子が来た
「じゃあ手を繋いでよね」優子は言って来た
僕はそっと手を繋いだ
最初は何気ない会話をして僕はお弁当を渡すチャンスをうかがった
「ちょっと渡したいものがあるんだけど」僕はもじもじしながら言った
「何渡したい物って?」僕はお弁当を渡した
「これってもしかしてお弁当なんで作ってくれたの」
「昨日の晩ご飯のお礼」と僕が言うと優子はすごく嬉しそうに「ありがとう」と言った
その言葉を聞いて僕は作ってよかったと思った
その後学校に着くとグラウンドで先輩らしき人を圧倒している修斗がいた
まだ時間があったのでこっそり見ていく事にした
「やっぱりサッカー上手いな」 「ええそうね」
二人で雑談をしていると「お前ら何してんだ」と修斗が言ってきた
「HRまでまだ時間があったからこっそり見てたんだ」
「どうだ俺うまいだろ」
「ああお前サッカー部で1,2を争うくらい上手いんじゃないか」
「俺なんかまだまださ先輩の中にはもっと上手い人がいっぱいいるから」
「そうなんだもう教室に行くよ」
「そうかまたな」
それから優子と一緒に教室に行き席に着くと男子が一斉に僕のまわりに来た
「なあ実は昨日見てしまったんだ久遠が神崎さんの家に入るところを一体何をしていたんだ」
「英語を教えてもらっていただけだけど」
「なんで君だけ神崎さんに英語教えてもらえるんだ」
「小さい頃からの幼馴染だから」
「羨ましいー俺たちも誘ってくれよ」
「それは無理だよ」と僕が断ると男子たちはがっかりして席に戻っていった
「一体何があったのよ何かみんながっかりして戻っていってたけど」
「別になんでもないよ」 「なら別にいいけど」
仲が良さげに二人で話しているのを男子たちが羨ましそうに見ていた
時は過ぎ昼食の時間
「優子一緒に食べようぜ」 「ええ一緒に食べましょ」
僕が優子の机にくっ付けると「僕たち(私たち)も一緒に食べさせて」
僕と優子は「わかった」と言い一緒に食べた
僕と優子が弁当を出すと「何でお弁当一緒なの」と聞いてきたので僕が答えようとすると
先に優子が「実は今日の朝佳祐が作ってきてくれたの」と優子がとても嬉しそうに言ったので
女子が「へえ久遠くんって弁当作れるんだ」 「まあ料理部だからね」
男子が「すごいなー」
女子が「ねえ久遠くんと神崎さんって付き合っているの」 男子「俺たちも聞きたい」と言ってきたので
僕と優子は「べっ別に付き合ってないよ」と真っ赤になりながら答えた
男子はまだチャンスはあるとでも言っているかのような顔をしていた
女子は「じゃあ私彼女に立候補しちゃおうかな~」
優子は「ダメー」といつもの様な冷静さを失ったような大きな声で言った
僕は「今度の旅行の時優子に告白しよう」と心の中で決心をしたのであった
いきなりの急展開ですが次回佳祐が告白すると思います「たぶん」
告白後も話は続きますのでまだまだ終わりません「絶対」
旅行先は…お楽しみに