第四十三話
僕は何故かあった服を着て優子の部屋に行った
「入っていいか」「ええ入っていいわよ」僕が優子の部屋に入ると優子はほんのすこし顔が赤かった
「何か服が新しくなっていたんだよ優子何か知らないか」「しっ知らないわよ」
優子はそう言ったが僕は優子がかえたと確信した
「それじゃあ誰がかえたと思う教えてくれたらご褒美あげるのにな」
「わかったわよ私がかえたわよ」「そうか何で隠したんだ」
「教えて欲しかったらご褒美ちょうだい」そう言われたので僕は優子に紙で書いた優子にいろいろと都合のいいことが書かれた紙を渡した
「何よこれ一体どう使えばいいの」
「ああ僕に渡してくれればそこに書いてあることを僕が実行する券だよ」
「じゃあそろそろ教えてくれないかな優子」
「ええわかったわ実は佳祐の為に新しい服を用意したんだけど佳祐が脱いだ服の中に佳祐の下着があったから何だか自分がおかしくなって一目散に洗濯機に入れて走って戻ってきたのよ」
「何でおかしくなるんだよ別に下着くらい」
「じゃあ佳祐は私の下着見ても平常心でいられるわけ」
「悪かった優子それは無理だあと新しい服用意してくれてありがとうな優子」
「ええどういたしまして」
僕と優子は夜中になるまでいろいろとおしゃべりしたそのあと僕は和室に行き就寝した
朝になり
僕は自然とすぐに目が覚めた泊まりに行くと早く起きるからだ
時間を見ると朝の5時半だった和室を出てキッチンに行ったが誰も起きておらず僕は優子の部屋に行ってイタズラで寝起きドッキリをしてやろうと思いついた
そっと優子の部屋のドアを開けて中を覗いた優子は完全に熟睡していた
僕はどんなイタズラをしてやろうかと思ったが中々思いつかず悩んだ
悩んだ結果布団に入り優子を後ろから抱きしめると言う結論に至った
僕はそっと優子の布団に入り抱きしめたが優子は全然起きなかった
その内僕まで眠くなりそのまま優子の布団の中で寝てしまった
それから二時間後僕は依然優子の布団の中で寝ていた
「あーよく寝た」あら何だか後ろが重いわね起き上がれない優子が後ろを見ると佳祐が優子に抱きついていながら寝ていた
「あら佳祐じゃない甘えん坊さんねえ」優子はそう言うと佳祐の手をほどき起こした
「優子おはようってあれ何で僕が優子に起こされてんだ」僕は少し困惑しながらも起きた
「そんなことより何で私の布団で寝てたわけ理由を言いなさい」
僕は5時半に起きたことや優子にイタズラしようとしたことなどを話した
優子はそれを聞き納得してくれたが「もし誰かに見つかったらどうするのよ」と言われた
その後優子と一緒に朝ごはんを食べ昼からは出かける事にした
行き先は駅の近くのショッピングモールに優子と一緒に行った(デートみたいなもの)
僕は女性のファッションショップ優子は男性のファッションショップに行き
お互いに相手をコーディネイトすることになった僕は少し恥ずかしかった
一時間後僕と優子は集合場所に集まり手に持っていた袋を交換し着替えに行った
10分後 僕と優子は着替えたそしてお互いに感想を言った
「やっぱり優子はおしゃれだね」「うーんまあ佳祐にしては上出来かな」
その後はその周辺をぶらぶらして帰った
時間は経ち今日は僕の両親が帰る日になった僕は家の鍵を返してもらい見送った
次から学校に戻ります