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第三話

今回授業について書いていきます恋愛は一切無しです

今日は最初の授業の日だ


「最初の授業は担任の阿部先生か どんな先生なんだろうな優子」


「入学式で見たときはなんだか好青年って感じの先生だったよ」


何気ない会話をしていると先生がやって来た


「今日から国語を担当する阿部だ早速授業を始めるぞ」


そして授業が始まった今日は中学の復習が中心だった「そこの君この問題を解いてみろ」


問題を見ると難しそうな古文を訳してみろと言う問題だった


あてられたのは優子だった 難しそうな文をいとも簡単に訳した


先生が「すごいな結構難しい問題を出したつもりだったんだが」


僕は改めて優子の頭の良さを感じた


周りは優子を女子はほとんどが尊敬の眼差しで男子は見とれているように見えた


そして授業が終わり休み時間になると女子が一斉に優子の席に集まった


「神崎さんってすごく頭がいいんだね私なんか全然わからなかったよ神崎さんって国語得意なの」


「私は国語得意だけどもしよかったら今度国語教えてあげるよ」


「ありがとう今度教えてよ」


近くで聞いていた僕はこんなにすぐに友達を作るなんてすごいなと思った


次の時間は社会だった


僕は優子に唯一勝てる教科だったので自信満々で授業を受けた(佳祐は相当な歴オタです)


「この人物わかる人いるかい?」


僕は自信満々に手を挙げた


「じゃあそこの君」



坂上田村麻呂と戦った蝦夷のリーダーは?


蘇我稲目と仏教の対立で戦った人は?


鎖国中最初にアメリカに行った人は?


聖徳太子の母の名前は?


みんなは顔がポカンとしていたでも僕は全てさらっと言った


「アテルイ 物部守屋 ジョン万次郎 穴穂部間人皇女」


「えっ 全て正解だまさか全部正解するとは思わなかったよ」


僕は堂々と答えた


みんなはまだポカンとしていたでも優子だけはそうだったという顔をしていた(昔教えた)


授業が終わり僕の席に優子が近づいてきた


「ねえ佳祐なんでそんな人物知ってるの?」


「僕は昔から歴史が好きだから勝手に覚えてしまうんだなんなら今度教えてあげようか」


僕はそう言ったが「別にいいわ」と言われ僕はちょっとがっかりした

(佳祐が歴史を教えるとすごく長くなりなかなか終わらないから)


今度は英語だった


「Iam David Nicetomeetyou」


僕は英語が苦手だったので外国人教師が何より不安だった


でも優子はまるで外国人のようにスラスラと先生と対話していた


何とかあてられず授業が終わったのでホッとした


今日は最初なので三時限目で終わりなので帰る用意をしていた


担任が来て「さようなら」と言って終わった


「なあ優子一緒に帰ろうぜ」


「いいわよ」


そして帰り道「ねえ今日英語の時間佳祐全然出来てなかったよね今日私の家誰もいないから英語おしえてあげよっか」


僕はとても嬉しかった英語を勉強するのはあまり好きではないが優子に教えてもらえるなら一人で社会を勉強するよりも楽しいと思った


「じゃあお言葉に甘えて教えてもらうよ」僕はとても嬉しそうに答えた


「それじゃ今から私の家に行こっか」


1-Cのほとんどの男子が後ろから嫉妬のような視線で佳祐を見ていたのを二人は知る由もなかった

優子と友達になった人は近々名前をつけるつもりです

次の話は優子の家で英語を勉強する話を書きます(激甘です)

最後に書かれているとおり1-Cの男子はほとんど優子に恋しています



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