第三十五話
僕と優子は勉強合宿が終わるとデートする約束をしていた
優子がデートしたいと言ったので優子がデートの内容を考えるらしく僕は何も知らなかった
朝八時頃に駅前で待ち合わせと言われたので少し早めに駅前に行った
でも優子の方が早く来ていた「お待たせ優子」
僕は電車に乗ってどこか行くと思っていたが優子は僕の手を取って全然違う方向に連れて行った
「どこに行くんだ優子」「ゲームセンターよ」
僕は優子がそういうところに行くのが考えられなかったのでびっくりした
数分後ゲームセンターに着いて優子がやろうとしてたのはプリクラだった
「なんだそうだったのか」と僕は思った
優子は「やっぱりプリクラを一回好きな人と撮ってみたかったから」と言った
僕も一度撮ってみたかったが男子が撮るのもどうかと思って諦めていた
プリクラの中に入り操作は全て優子に任せた
写真が出来て優子はすぐに携帯に貼った
僕は大事に持っておく事にした
「佳祐は携帯につけないの」「つけてほしいのか」
「どちらかといえば」僕は携帯につけることにした
「で次はどこ行くんだ」「ゲームセンターで遊ぶのよ」
僕はびっくりしたいつもの優子ならこんな事ないはずなのに理由は大体察知していた
「昨日までずっと勉強してたから考える暇なかったのだろうと」
優子とゲームセンターで格闘ゲームをすることになった
僕は某格闘ゲームのファンだったので自信があった
一戦目は手加減して戦ったあっけなく負けてしまったので次は手加減無しでやった
次は僕が圧勝してしまった
結局二戦して終わった
次にバイオハザード的なゲームをした
僕はお化け屋敷は苦手だが人がいる中バイオハザードをするのは怖くなかった
優子と一緒にやって行く内に人だかりが出来始めたなぜかと言うと
優子が僕と会話しながらなのに的確にゾンビに撃っていて僕もそれなりには上手かったので人だかりが出来たわけだ
「中々上手いんだなあ優子」「そっちこそ中々上手いわね佳祐」
バイオハザードっぽいゲームで時間が相当たった為かもう高校生は帰る時間になっていた
僕と優子はゲームセンターを出て
「もう帰るか優子」「まだ帰らないわよこれから行きたい場所があるから」
僕は黙って優子に付いて行きとあるタワーに来た
「ここからの夜景がとてもきれいのよ」
エレベーターの中で優子はそう言った
展望デッキについて人が全然いないな(一人も)と思った(古いタワーの為)
夜景を見ると子供の頃に親に連れられて来たのを思い出した
人がいなかったからか僕は大胆になり優子と夜景そっちのけでイチャイチャした
すると閉館時間のアナウンスが流れた
僕と優子はタワーを後にしそれぞれの家に帰って行った
何か佳祐よりも優子の方が最近の話ゾッコンなような気が
当初の設定では佳祐が優子にゾッコンという設定でした
次は佳祐が優子にゾッコンな話を書きたいなと思います