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プロローグ


 人はみんな、生きる理由を知らないまま生まれてくる。


 生きながら、その理由を探していくのだと、神になろうとしている親友に、教えられて育った。



 でもボクは『つくられた理由』をもって生まれてきた。


 生きる理由を探し出すことは、ゲームみたいなもので、始めから理由をもって生まれたボクには、それに参加することが出来ない。


 だから彼は、ボクに別のゲームをあたえてくれた。



 井原英朗(いはらひでろう)



 ボクと同じ名前、同じDNAのオリジナル…―――



 彼を演じ、誰にもバレないようにNOAに乗ること、彼女だった一香を、英朗だと信じさせて愛すること……。


 それがボクの『つくられた理由』生きている意味。


 バレたらなにも残らない。


 バレたらボクは、ボクでいられない。


 だから、その生きる理由をかけた究極のゲームに、ボクは参加することにした。





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