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良作がなぜ埋もれるのかというポイント分析より、その埋もれた小説の何が面白いのかを分析するのが物書きって人種だと思うが違うのかな?

作者: 旅人

なろうエッセイ界のテンプレの一つ「ポイント分析」。


特に年の瀬。一年の計は元旦にありと言われるように、新しい年になる前に今年のまとめなんて書きたくなるのも人情というものだと思います。



こういったテンプレ型エッセイの中でも不思議なものでまれにお前プロかよってぐらいにデータ集めする人もいます。

これはマジですごいから見る価値あると思います。


過去のアナリストやシステム屋っぽい人のエッセイをスコップするのはおすすめします。

データを挿入していたり、こういうシステムを作ろうとしている。なんてエッセイは本気ですごいですよ。

この分析で運営から金とれるのでは?なんて思ったりもするレベルの方もたまにいます。



これに反して大半はエッセイはエッセイ界のテンプレな話に帰結するんですよね。何度その話見たんだろって思うんだが何故か感想欄では大絶賛。


・スコッパーが増えるべき。

・書籍化作家との仕分けるべき

・ポイントのつけ方の変更するべき

・検索の仕方の変更するべき

etc。


そして時代とともに、過去の提言やシステムの改変あったけど結局変わらなかったからそれ言っても仕方がないよね。だから!!


・なろう小説のテンプレを書くべきだよね。

・作品名やキャラを目立つようにするべきだよね。

・エッセイやSNSでお友達いっぱい作るべきだよね。

etc。


って感じのちょっと捻った結論を出したりと……本当にそうですか?

いや、エッセイ一本の書き手や読み専なら正論なんだけど物語の書き手が書いていると猛烈な違和感に襲われます。



まとめサイトでポイント伸びなくて残念って言われた理由はなんですか?

・文章力や展開力

・主人公をはじめとしたキャラの魅力

・文章力はないが作者の熱量がすごい

etc


埋もれている良作は、小説として何が面白いかを語られていませんでした?


なろうからの書籍化作家や近代作家を例にあげたら迷惑になるかもしれないので古くて今でもファンが多い文豪・太宰治を例にとります。


彼が売れた理由はなんですかって聞くと以下のような内容がくると思います。


・太宰らしい繊細さ

・一文でも泣かせる表現力

・読む人を引きずり込む粘着性

・人間の欲望の滑稽さを描く生き様

etcだと思います。


決して

・純文学だから

・金持ちのお友達多かったから。

・書店の目につくところに置いてもらえたから


なんて理由にはならないと思うんですよね。


なろうの埋もれた良作も小説としての良さを語るべきだと思いません?

勿論、ポイントから見るという側面も大事ですよ。その方が簡単だしね。


でもなぁ。

埋もれた良作って言っても多くはポイント数百から数千で結構書籍化していると思うんですよね。

逆に元からプロっぽい人が出版社込みで一発あげようとした作品って噂がでるほどの小説って書籍化やアニメ化と展開は早いけど数千ポイントで停滞していない?


エッセイを書いている本格的な小説を書く、物書きを自称する皆様はPVやポイントが増えればいいんですかね?


素人を自称する私はポイントだけでいいですけどね。


活動報告で「私はリアルでは底辺だから承認欲求満たされたくて書いてんだ。何が悪い」っていう文を見た事があります。


私は、その人の事やその人の書くエッセイや小説は嫌いでしたがその文章は好きになりました。


ただ、承認欲求満たされたくて書くの悪くないが、自身がそうなら他人の小説をdisたりネガティブ分析をするなよ。とは思いましたけどね。


んー、上の一文は自分に返ってくるけど……まぁ、自己完結型書きなぐりエッセイの嫌われ者の旅人ですから仕方ない。


最後に埋もれた良作について言いたい事を整理しますよ。

・物書きの皆さまはポイントを気にするより自分の売りを明確にしていくべきだと思います。

・承認欲求満たされたい方はポイントを気にする今の姿勢で間違っていないと思います。それが世間でいう良作かどうかは別にしてですけどね。


そして両方を気にして実行するレベルの方は、あなたの小説はすでにすごいと思います。あとはブラッシュアップしていくだけじゃないかな?と謎の上から目線を言っておきます。


以上。


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