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登場人物 その1

キリが良いところまで進んだので、登場人物一覧を載せます。

〇主人公とその周辺の人々

■シャルロット・ド・ロワール=ブリガンド(公称15歳 実年齢19歳)

 フランディア王国ロワール大公家息女。ゆるくウェーブのかかった見事な金髪と深い青の瞳を持つ、見る人に純粋無垢な印象を与える美少女で、背が低く身体が細い事もあって年齢よりやや幼げに見える。

 本名はシャルル・ド・ブリガンド。フランディア王国ブリガンド王家の王太子だったが、庶民の娘アリアとの出会い以降極端な庶民寄りの政策を進めようとしたために貴族層と対立。幼い頃からの許嫁であるラガティア侯爵家令嬢マリーとの婚約破棄をきっかけに国を内乱一歩手前の情勢に陥れたため、父王に見限られ賜杯により処刑される。

……というのは偽装で、王家秘伝の性転換薬により女性化され、国を混乱させた事への刑罰として、プロヴィンシェン帝国に留学しフランディアにとって有為の人材を自らの婿として迎えてくるよう命じられる。

 けっして馬鹿ではないのだが、思い込みが激しく自分の正義を疑わない性格が災いしてこうなってしまった。シャルロットになってからは、自分の暴走が多くの人々を巻き込み、その人生を狂わせてしまった事を知り、それを心から償いたいと考えており、そのためにできるだけ物事を深く考えようと努めている。

 外見イメージ:「甘城ブリリアントパーク」のラティファ・フルーランザ


 イラストAIでシャルロットのイメージを作ってみました。

 挿絵(By みてみん)



■ロザリー・ド・フローベル(20歳)

 シャルロットの侍女兼礼法などの家庭教師。フランディア王国において代々儀典長を務めるフローベル男爵家の令嬢。珍しい黒髪黒目の持ち主なのは東方人の血を引いているため。切れ長の目が印象的なクール系美女。

 ドレスの着付け、メイク、整髪など一人で王女付きの侍女に必要な技術技能を全て持っているほか、自国フランディアだけでなく近隣国の礼法にも通じている事から、貴婦人としては初心者のシャルロットの教育のため抜擢された。シャルロットの事情を知っているため、最初は疑いの目で見ていたが、彼女の真剣さに感じ入って、衷心から傍に仕える事を誓うようになる。

 外見イメージ:「グランブルーファンタジー」のクラウディア



■ロベール(年齢不詳)

 シャルロットの護衛騎士。実態は「影」と呼ばれる、王国に仕える異能集団の一員。目の前にいてもどんな人間か印象に残らないという超常技能を持つ。シャルロットをシャルル時代から監視してきた影守であり、いざとなれば彼女を死をもって処断する事すら認められている。



〇フランディア王国の人々

■ルイ・ド・ブリガンド(39歳)

 シャルロット(シャルル)の実父でありフランディア国王ルイ七世。稀代の戦上手として知られ、武人としても超一流の実力を持つ。フランディア王国が帝国から厚遇されているのは彼の存在が大きい。一方で公の立場を重んじるあまり、私人として親としてはいささかどころでなく問題のある人物で、子育てにはかなり失敗している。

 外見イメージ:「Fate/Zero」の衛宮切嗣を金髪にした感じ


■アルベール・ド・ロワール=ブリガンド(40歳)

 シャルロットの養父で、王家の遠縁にあたるロワール大公家当主。ルイの正妃ディアーヌ(故人)の実兄。雄大な体格の持ち主でルイよりよほど武人に見えるが、戦や政治よりも家族を愛する良き父親。亡き妹の面影を持つシャルロットを気に入り、本当の娘のように愛している。

 外見イメージ:「Fate/Zero」のイスカンダル


■マリー・ド・ラガティア(19歳)

 シャルルの元婚約者。王家を除くと最も力のある貴族、ラガティア侯爵家息女。物腰に気品はあるがお世辞にも美女とは言えない容姿の持ち主で、直言癖もありシャルルには疎まれていたが、婚約者である彼を一途に想っていた心根の優しい女性。シャルルの死後、彼を弔うために出家して修道女となり、空の棺桶を守り続けている。


■フランソワ・ド・アスティア(20歳)

 シャルルの側近衆で、優れた政治家の才を持つ青年。それ以上に芸術に関しては音楽から絵画までこなせる万能の才人でもあった。シャルルの死後実家を勘当され、貴族籍からも離脱。市井でドレスデザイナーとして生計を立てている。

 外見イメージ:「神撃のバハムート」のユリウス


■マティアス・モレル(22歳)

 シャルルの側近衆で、内務官僚。実家は一代貴族。シャルルの死後は官僚としての出世コースを外されているが、主君の正しさを証明しようと仕事に精励している。優秀だが、自分の仕事の範囲外に頓着しないやや視野の狭いところがある。

 外見イメージ:「グランブルーファンタジー」のアルタイル


■オスカル・ド・カドモア(19歳)

 シャルルの側近衆。伯爵家の嫡男で、父親は軍で将軍を務めている。騎士として武人として同年代では最優秀とされ、武術や体力は群を抜いていた。シャルルの死後は実家を勘当されているが、金虎騎士団長ジェルマンの好意で、彼の従者として軍にはとどまっている。

 外見イメージ:「アイドルマスターSideM」の伊集院北斗


■クローヴィス・ド・オレニア(23歳)

 シャルルの側近衆。本職は王立図書館司書で、蔵書の内容を一字一句そらんじる事ができる記憶力を持つ。その知識を活かせる場として側近衆に加わった。シャルルの死後、司書を辞職すると共に弟ピピンに家督を譲り旅に出ている。

 外見イメージ:「グランブルーファンタジー」のサルナーン


■アリア(18歳)

 シャルルの愛した平民の少女。美しいだけでなく機知に富み、シャルルが望む言葉を常に与えてくれる存在だった。シャルルの失脚と同時に行方をくらまし、現在どこにいるのかは一切不明。



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