【種族】
フジャーに質問攻めにしてみました。
フジャー に色々質問してみた。
フジャー達は獣人と呼ばれる中の狼族と言う種族らしい。
この世界でも獣人と言う考え方や狼と言う概念がある事に驚いた。
実際には会話ではなくて、フジャーの伝えたい事を読み取っているので、私が理解しやすい形になっているだけかも知れないけどね。
彼等は、凄く良くしてくれた。
何しろ全裸だった私に着る物をくれた。
せめて、服くらい着せて転生させて欲しかったな。
私以外に人が居ないのだから、そんな事を気にする必要は無いのかもだけど、それでも私は女だ。
地味女で喪女で社会の底辺な私は、女扱いされた事は無いけどね。無いけどね。悲しい位に無いけどね。
でも、流石に全裸は無いだろう。多分 神様な人さん。
地球なら粗末な物を見せてたって事で、絶対に逮捕だ。
お目汚しでしかないしね。
この世界には、他に人は居ないけどね!汚しちゃう目線も当然 無いけどね!
彼等は、好きなだけ居ても良いとフジャーを介して言ってくれた。
住まいも準備してくれた。
地球じゃ夢とまで言われる一戸建てだ。
困らない様にと、フジャーも一緒に暮らす。
ここは定番のモフモフしたい欲求が湧く。だって、狼族と言うよりも犬っぽいんだもの。
家畜化した狼が犬だから、犬っぽくて当たり前だけどね。
つまり、凄くモフモフしたい。でも、失礼だから我慢する。涙を堪えて我慢する。
フジャーがこの世界の事を色々と教えてくれるみたいだ。
彼等は、大怪我でもしなければ、死ぬ事は無いらしい。
寿命はあるみたいだけど、老衰する前に怪我で死ぬ、そんな感じ。
つまり、病気は無いって事かな。
私には有る可能性があるけど、同じ様な状態の可能性が高い。
致死の怪我には注意をしよう。うん。
《彼等にはこの世界のガイドをして貰います》
突然 あの声が聴こえた。
なる程、私の予想通りらしい。
ガイドなら、彼等の伝えてくれる事は、そうそう間違いは無いって事よね。
彼等の神様の事を聞いてみた。
彼等の信仰している神様は、2つの対象らしい。
この世界を創造してくれた神様と、その神様を遣わしてくれた神様、この二柱が崇められている。
この二柱が、この世界で神様として信仰の対象になっているのは、他の知性の高い生き物も、基本的に同じらしい。
転生する時に感じた存在が、神様を遣わした神様で、こちらに転生してから聴こえる声の人が、創造神になるのかな?そうなら、私は神様の声が聴こえる人って事?
地球でそんな事を言ったら、即 病院行きだよね。
私の事は、仕える者に神様の声が聴こえて知ったとの事だけど、伝わった感じだと、その声は転生させてくれた神様では無く、ナビゲーターと名乗った人(?)っぽい。
私がこの世界で生きて行くサポートをしてあげなさいって感じだったそうだ。
そうして色々質問している間に、外は夕暮れだ。
この世界にも、食物連鎖は存在するみたいだ。
彼等を捕食しようとする大型の獣も、僅かだが存在するらしい。
その為に、この集落には柵が周囲に作られているのだそうだ。
でも、何年も被害者?被害狼?者で良いよね。うん。被害者は何年も出てないそうだ。
彼等以外のいくつかの種族が、少し離れた土地に居るらしい。
大きな争いは無く、互いに尊重しあって生きているらしい。
交流のある主な他種族は、彼等より、もっと小柄な猫族や兎族等の獣人に、翼を持つ飛翔族や妖鳥族や妖精族等も存在するらしい。
遠く離れた土地には、精霊族と呼ばれる種族も、この世界には存在する様だ。
でも、人類は私だけとの事。
完全にファンタジーだ。
狼も存在しているそうだ。
フジャー達は襲われる事は極めて少なくて、無いに近いらしいが、他の種族だと、襲われる事も、ままあるらしい。
あら、怖い。
川や海は存在しているけど、離れた所らしい。
地球と全く同じか解らないけど、魚も居るとの事、蛇やトカゲ等の爬虫類も存在するとの事だ。
どれも数メートルある大型種も存在し、最大だと10メートルを超えるモノまでいて、遭遇すれば命は無いらしい。
竜まで存在するそうなので驚きだ。
竜の場合は、小型だと空を飛ぶモノもいるそうだが、大きくなればなる程、飛べないらしい。
地球のファンタジーの様に、数十メートルもある竜に、空から突然 襲われる事は無さそうなので、ホッとした。
明日は、周辺を案内してくれるそうだ。
運が良ければ、他の種族と遭遇出来るかもとの事だが、会えない可能性の方が高そうだ。
明日の事を考えながら、眠りについた。
おやすみなさい。
次回はフジャーと探索に出ます。
もちろん、フラグが立ってますから…何か起きない訳が無いですね。
徐々に恵に人らしい感情などが戻ってきています。




