冷たいエールは麻薬!?
にじりにじりと評価が上がり、200を越えることが出来て、ニヤニヤしながら見ています。
ありがとうございます♪
この調子で、いつかはランキングに乗れたら良いなと思って、頑張りたいと思います。
読んでくれてありがとうございます。
食堂へ行くと何やら騒がしかった
「エールだ、冷たいエールをくれ~」
「まだか、まだなのか、今日は飲めないのか」
「ねぇ~早くしてよ~喉がカラカラ~」
「エール…エール…エール…エール…」
「すいません~今日はまだ出せるかどうかは不明で~す。
宜しければ別のお酒でも、いかがですか~?」
何か凄いことになっている、最後の人は大丈夫だろうか?
ナンシーちゃんも困っているみたいなので急いでキッチンへ向かうことにする
「マスター凄いことになっているみたいだが」
「坊主来たか、今日はできそうか?」
「あ、ああ、今日はあまり使ってないから7回は行けるぞ?」
「そうか、よかった、まずは客を落ち着かせるから1樽頼む」
「まかせろ、フリージング」
「よし、ナンシー、販売開始だ」
「あぁ、ようやく質問攻めから解放されます」
ナンシーちゃんがそそくさと食堂へ向かっていった
なんか俺が遅れたせいでご迷惑を、スイマセンでした
「今から冷たいエールを販売しま~す」
「待ってました!!エール3杯!!」
「イヤッホ~~~エールだあぁぁ~~!!オイラは5杯だ!!」
「アタシもエールが欲しいのぉ~2杯頂戴~!」
「エール…フフッ…エール…フヒッ…1杯くれ」
「は~いただいまお待ちします~」
相変わらず凄い様子だ
やっぱり最後の人は大丈夫だろうか…
「坊主、次の樽だ」
「もう空かよ、はい、フリージング」
「お替りだ!もう1杯!」
「こっちもお替り!2杯だ!」
「頼んだのまだ~?早くしてよ~」
「坊主、次」
「はいはい、フリージング」
そんなこんなで今日は5樽ほど冷やしたのだった
「今日はお終いで~す、欲しい方はまたの来店をお待ちしてま~す!」
「え~!!もう終わりかよ」
「飲みたりね~」
「もっと飲みたかったのにぃ~」
「エール…終わり…エール…終わり…」
文句が出ているが、何とか終わったみたいだ
それにしても凄い人気だな、確かに冷えたエールは旨いが、ここまで騒ぐものなのか?
まぁ、仕事終わりの冷たいビールは最高だから分からなくもないんだけどな
「坊主、今日は助かった」
「なぁ、マスター、これ俺が居なかったりして、冷たいエールが出せないと暴動にならんか?」
「…そうかもしれん…まさか、ここまで凄いことになるとは、予想以上だ」
「だよな、何かしら方法を考えておかないとマズくね?」
「だが、方法が無い」
「とりあえず1樽冷やしてみて、時間の経過を調べてみれば?」
「そうだな、試してみるか」
「んじゃ、フリージング!…これで良しっと、後は何かしら冷やして於ける方法でも考えておくさ」
「すまん、頼んだ」
「あいよ、とりあえず腹減ったから飯よろ~」
「分かった、ちょっと待ってろ」
俺は席について待つことにした
すると、マスターが料理を持ってやってきた
「ほら、ゆっくり食え」
「なんでナンシーちゃんじゃないんだあぁ~~!!
マスターじゃ飯が不味く…くっ、旨いけどさ!」
「文句が無いなら食え」
マスターはキッチンへ戻って行った
まあいいや、今日の夕食はっと、ペペロンチーノにサラダとohレンジジュースだ
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【ぺぺろんちーの】
品質:B
効果:HP回復+2
ニンニンク、赤トゥ辛しをピマーンをオルーブ油で炒め、パスタを追加で入れて炒め、塩魚汁、塩コショウ章で味付けしたもの
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何故にひらがな、いいけどさ
とにかく食うか、ぱくり…旨っ!
やっぱり日本人的には塩魚汁と言うか醤油味って最高だよな
ニンニクと醤油でガーリック醤油味だ!これはたまらん、箸が進む進む!最高だ!
「ごっそーさん」
食べ終えた俺は部屋に帰り先ほどの事を考えてみた
長時間冷えた状態を維持するってことは、冷蔵庫、もしくは魔法瓶みたいな物が必要か
一番簡単なのは氷の部屋、氷室みたいなのを作る、これなら1日どころか数日は冷やせるだろう
問題は俺が冷やせるかだろうけど、こればっかりはやってみないと分からないか
魔法瓶だと断熱効果の入れ物を用意しないといけない、木樽は多少の断熱効果はあるだろうけど、朝冷やして夜まで持つかと言うと試してみないと分からない
さっき冷やしたのが朝にどうなるかで判断しても良いかもしれない、もしかすると異世界植物は地球のとは違うかもしれない
とりあえず明日の朝の結果次第で次の手を考えることにしよう
さてと、寝る前に、今日は初めてゴブリンを討伐してみたのも有るし、何か上がった確認してみる
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名前:ハル
年齢:20
状態:普通
LV:2
HP:15/15
MP:30/30
STR:9
VIT:5
AGI:4
INT:17
DEX:22
LUK:3
スキル:
投擲Lv4(new)、言語理解、剣術Lv1、激おこぷんぷんLv4、魔力操作Lv3、生活魔法Lv3、鑑定Lv3、隠密Lv2、解体Lv3、調合Lv3、索敵Lv3、直感Lv1
称号:命100、ケモナーLv2、暗黒変態紳士、ロッテの弟子、ショーボン創造神の加護、中二病
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思った通り、やっぱり投擲のレベルが上がってる、これで俺も中級者レベルになったって事かな?…激おこぷんぷんのことは忘れてくれ…
それではおやすみなさい…ぐぅ
美味しいものは人を狂わせると思う