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冒険者への準備


意識が浮上し、目が覚めた


「知らない天井だ」


死ぬまでに(以下略)

まぁ、何度も言うものでもないよね(てへっ)


「さて、今日はいよいよ冒険者ギルドか。

 やっぱり、テンプレでもある因縁でも吹っ掛けられるのかもしれない。

 そして、チート能力でやっつけ、ギルドマスターから高ランクの資格を貰って…ぐふふっ」


妄想にふけっていると扉をノックする音がした


「ハルさん、起きていらっしゃいますか?」


「はい、起きてます」


「それでは失礼します」


ゴードンさんが何か荷物を持って部屋に入ってきた


「ゴードンさん、おはようございます」


「おはようございます。

 ハルさん、こちらはお約束していた物になります」


皮のリュックに下着や服、それにズボンが3着ずつ、ナイフが1本、短剣に皮の鎧の装備一式

さらに、金貨9枚、銀貨9枚、銅貨9枚、鉄貨10枚が入った財布を渡された


「着替えたら食堂の方まで来てくださいね」


と言って部屋から出て行った


「見た感じ初心者冒険者セットって感じかな?

 それにしても、これだけの物を用意してくれたのはホントありがたいな」


さっそく着替えることにした


「なるほど、このベルトで固定することで体に密着するんだな。

 お、ここに短剣が固定できるんだ、実際見なければ知らないことばかりだな」


鎧なんて着たことが無いため苦労したが何とか着ることができた


今まで来ていた服と、新しくもらった服、財布をリュックに詰め、忘れ物が無いことを確認し、部屋を出た

食堂へ行くと丁度マリーさんが朝食の用意をしていた


「マリーさん、おはようございます」


「おはようございます。よく眠れましたか?」


「はい、久々の布団でしたので、ぐっすりでした」


「それはよかったです。朝食が出来ましたのでどうぞ」


朝食はパンに野菜のスープに目玉焼きだった

朝食は美味しかったが、やっぱり味付けは塩のみだった


「ごちそうさまでした」


食べ終わったところでゴードンさんがやってきた


「ハルさん、準備が出来たのなら冒険者ギルドへ案内致しますが、いかがいたしましょう」


「はい、登録したら依頼も受けたいと思っていますので、宜しくお願いします」


「わかりました、それでは出発しましょう。

 マリー、そう言うことなので、出かけてくるよ」


「マリーさん、大変お世話になりました」


「ハルさん、またいらっしゃってくださいね」


マリーさんに見送られ、俺はゴードンさんと一緒に冒険者ギルドへ出発した


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