表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/554

今日のナタリーさん 13


私はナタリー

冒険者ギルドの受付嬢である

でも、今日は休みなのでお仕事は無い


今日はちょっとお寝坊してしまった、折角の休みだし、たまには良いだろう

起きた後は朝食を食べ、まずは溜まっていた洗濯物を片付けることにする

洗濯の後は部屋の掃除と、散らかっていた部屋の整理整頓を行った



気が付くと日が暮れていた、掃除で疲れていたので、今から夕食を作るのも面倒だ

よって、今日は外に食べに行くことにする

何処で食べようか…薔薇の宿屋にしようかな

べ、べ、べ、別に彼が居るからは決してない、あそこのお店が美味しいからだ、他意は無い


宿屋に着き、食堂に行き、料理を頼むために呼ぶと女性が来た

今まで見たことのない人だった、新しく人を雇ったみたいだ

夕食をお願いし、来た料理を食べる、うん美味しいです


食事も中盤に差し掛かり、聞き覚えの有る声が聞えた、彼だ

何たる偶然だ、別に狙っていた訳ではない、決して無い

彼はこちらに気が付くと、こっちに来てくれた

しまった、貰ったブローチを付けてくるんだったと反省したが、もう遅い、仕方がない明日付けることにしよう


彼が相席を希望してきた、断る理由も無いので了承しておく

すると給仕の女性が私の事を彼女と言ってきた

ヤバイ!絶対顔が赤いと思う、見られたら恥ずかしいので下を向く、見られてないよね?

そしたら彼は釣り合わないとか言って席を立とうとした、思わず手が伸び、彼の袖口を掴んでしまった

掴んだ本人がビックリだ、とりあえず大丈夫であることを彼に伝える

なんとか彼を留めることが出来たので安心した


どうしよう、緊張して言葉が出ない、このままでは彼が怒って行ってしまう

焦る私に彼が声を掛けてきてくれた、今日は曇りなのに良い天気と

ワザと間違った事を言って緊張をほぐしてくれる彼は、やっぱり優しかった

緊張をほぐしてくれたお礼に冗談っぽく返してみた、良い感じっぽい

そしたら夕食のことを聞いてきたので答えておく、そしたら彼も今日の事を教えてくれた

もちろん知っているので、その事を言っておいた、こんなに楽しく会話が続くとは…さすがは彼だ


今度は私の方から話を振ってみた、自分から話題を振るのは緊張したが、彼のおちゃらけた返事で緊張が取れた、さすがである

やっぱり彼は凄かった、もうHPポーションが作れるようになったそうだ

調合の事は良く知らないが、作れる人が少ないので、きっと難しいのだろう

ギルドの受付嬢ぶって納品の事を冗談っぽく言ってみた

彼もそれが分かっているのだろう、納品について約束してくれた


楽しい夕食も終わりが来てしまった、残念である

彼は休むために部屋に戻って行った

明日は休む事を言ってなかったので、きっと来るだろう


私は受付嬢、ギルドの顔だ、明日からまた仕事が始まる、頑張ろう


主人公とナタリーさんの会話は、かみ合って無いようで、かみ合ってる!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ