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今朝の出来事


目が覚めた。


「知らない天井だ。」


カッ!


すると天井と思われていた物が突然光り出した。


「うっ…まぶしい…」


手で目を覆うと思ったが、ベルトで固定されていて動かなかった。


「何で俺は縛られているんだ?」


確か、牢屋で構成員にスプレーを掛けられて…駄目だ、その後が思い出せない!


「やぁ、目が覚めたかい?」


突然横から声を掛けられたのでそちらを見たが、まぶしくて顔を見ることが出来なかった。


「誰だ!」


「喜びたまえ! 君は新たな体、人造人型兵器としてよみがえるのだ!」


「何っ!」


人造人型兵器ってエ〇ァか? てっきり仮面〇イダーだと思ったのにエ〇ァなのか!?

さっき「知らない天井だ。」と言った俺が悪かったのか!?


「では、始めよう。」


男がそう言うと、触手みたいな機械が出てきた。

触手にはドリルやらのこぎりやら物騒な物がくっ付いている。


キュイイイイイイ~~~~ン!!


機械が俺に向かって伸びてきた。


ガバッ!


「やめろ! やめるんだ! ショ〇カー!! ってあれ? 何だっけ?」


よく覚えて無いが、触手物のエロゲーをプレイしていたのだが、いつの間にか主人公が触手の餌食になっていたような気がする。

誰が得するんだよ、こんなエロゲは…

おはようございます。


隣にはティアさんが寝ていた。

うん、やっちゃったよ…これで俺もシャルのお父さんか…将来は親子丼を食べることになるかもしれないが、それはその時考えよう…

それにしても、あの一言は卑怯だったな。


『わっちは、ぬし様の子を宿すことが出来ないでありんす。

 なので、(ぴ~~~~)し放題でありんすよ?』


避妊具の無いこの世界で何も気にせず出来る悪魔の一言だった。

御蔭で気にせず(ぴ~~~~)しまくってしまった。

余りの気持ちの良さに腰が抜けるかと思った…

しかも、しっぽを握るとキュッ! キュッ! って締まって…アレは良かった…

そんなことを思い出しながらティアさんを見ていると、ティアさんも目を覚ましたみたいだ。


「おはようでありんす。ぬし様。」


「おはよう、ティア。」


「わっちは、幸せでありんした。」


そういってティアさんが俺の胸の中に潜り込んできた。

目の前にはティアさんのシッポが揺れている。

俺は思わずシッポを握った。


「きゃう! もう、ぬし様はシッポが好きでありんすね。」


「シッポだけじゃないぞ? 耳も好きだぞ? まぁ、ティアのだからってのが一番だけどな。」


「もう…そう言ったら怒れないでありんすよ。」


「そう言えば、その言葉使いまだ続けるの? もう戻しても良いよ?」


「いえ、わっちは、ぬし様さえ良ければ、このままにしようと思っているでありんす。どうでしょうか?」


「ん~、嬉しいって言えば嬉しいけど、それは今までのティアさんを全て否定することになるかなと思うし、やらなくていいよ。

 2人っきりのときに、たまにやってくれるだけで充分かな。」


「そうですか。ハル様色に染まるってのも悪く無かったのですけどね。」


「ある意味染まってくれたと思うけどね。

 それじゃ、起きようか。」


「はい。」


軽く湯あみを済ませて着替えた後は、朝食を食べるためにみんなの所に向かうことにした。


「おはよ~」


「おはようございます。」


「おはようなのじゃ。」


「・・・・」


「おはよ~って、シャル、どうしたんだ?」


「ハル様、シャルは私に嫉妬してるんですよ。可愛いですよね? うふふふっ。」


「お、お母さん!」


「はいはい。」


「もう!」


シャルはそっぽを向いてしまった。


「大人の余裕じゃな。」


「こればっかりは経験が物を言うのね。」


「私も頑張ります!」


別に今のままのナタリーさん達で良いと思います。はい。


秘密結社の構成員、いつぶりだろう…

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