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今日のナタリーさん 6


私はナタリー

冒険者ギルドの受付嬢である


昨日のことは大丈夫だ

私は頑張れている…ハズだ

仕事を淡々と処理していたら彼がギルドへやってきた


私の所に来ていきなり変なことを言い出した

なんとなく、ずんぐりむっくりのブルーラクーンが頭をよぎった

すこしイラっとしてしまったらしく声に出ていたかもしれない

だけど、不思議なことに落ち込んでいた気持ちが無くなっていた、何故だろうか

そして、いつもの彼の視線も感じ、やっぱりなと安心した自分が居た


彼は魔法が使えるようになったことを報告してくれた、どうやら彼は才能が有ったらしい、よかった

スキルについて聞いてきたので、資料室、もしくは商人に聞いてみることを提案してみた

そうしたら彼は2階の資料室へ向かっていった

しばらくして資料室を出てきた彼はそのままギルドを後にした、頑張れ


お昼過ぎにアイリがやってきた


「ナタリー来たよ~♪」


「アイリ、どうしました?」


「おっ、元気になったんじゃない?

 なんかさー昨日、元気なかったから心配したんだよ?」


「そんなことはありません、いつも通りです」


「…ふ~ん、まあいいけどね。

 で、ハル君は報告に来たの?」


「今朝、魔法が使えるようになったことを言ってましたね」


「そかそか、お姉さん頑張った甲斐が有ったってもんです。

 ところでハル君は今日はどうするって言ってた?」


「なんかスキルを調べたいって言ってましたね、先ほどギルドを出ていかれました」


「どこ行くかは言ってた?」


「いえ、聞いてません」


「残念~彼面白いから一緒に何か依頼しようかと思ったんだけどな~」


なんかもやもや?イライラ?してきました

何なんでしょうか?謎です


「受付業務が忙しいので、依頼でなければお引き取りをお願いします」


「ナタリー怖いよ?笑顔、笑顔♪

 じゃあ、私は適当に依頼でも見つけて行ってくるね」


そう言ってアイリは掲示板の方へ行った、その後は来なかったので別の窓口に行ったか別の事をしに行ったのだろうと思う


彼は今日、ギルドへ戻ってくることは無かった

明日は来るのだろうか


私は受付嬢、ギルドの顔だ、明日も頑張ろう


ニヤニヤニヤ

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