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今日も元気だご飯が旨い


今日の成果でもある生活魔法はこんな感じになった


ファイヤ:焚火に火をつけられる程度の火が出せる

ウォーター:1Lほどの水を出せる

ウィンド:そよ風を出せる

ホール:地面に直径50cm、深さ50cmの穴をあける

プラグアップ:穴を埋める


次に2属性を合わせた魔法が以下の通りである

言い忘れていたが、lv2の魔法を使うとMPは2必要だった

おそらくLv3になれば3属性でMPが3必要になるに違いない


ホットウォーター(火×水):1Lほどのお湯を出せる

ドライヤー(火×風):温風を出せる

ウォッシャー(水×風):洗濯ができる


ちなみに同じ属性を掛け合わせることも可能だった

参考に(火×火)だとターボライターみたいな火が出た

(水×水)の場合は1Lではなく10Lほどでたので単に倍ではないのかもしれない


とりあえず説明するために名前を付けたが、イメージさえ出来ていれば発動するため、特に言う必要はない

ちなみに暗黒〇龍〇!と言ってみたが(てれっ)、やっぱりライター程度の火だった

逆に火と言っても出た、ファイヤとカッコつけて言ってはいるが、単にこだわりの問題だけであった


それにしても生活魔法って使い方次第では結構便利な魔法っぽいな

掛け合わせることで無限の可能性を秘めているかもしれない

無限は言いすぎたか、でもLv5まで育てると5×5×5×5×5=3125通りの方法が有ることになる

機会が有れば色々と試してみることにしよう


魔法の練習の一区切りがついた俺は街へ帰ることにした

冒険者ギルドの方はどうしよっかな、依頼料はすでに支払っているし、採取物も持ち合わせてないし用事も無いんだよね

まぁ、ナタリーさんに視か…げふんげふん、じゃなくて報告に行くってのも理由にはならなくも無いが…明日でいっか

俺は宿に帰ることにした


宿に着き食堂へ行くと…ん?この匂いは…ご飯!?


「マスター米か?米が手に入ったのか?米を持ってこ~い!!ハリーハリー!!」


「騒がしいかと思ったらやっぱり坊主か、喜べよ、無理言って分けてもらったんだからな」


「マスター愛してるぞ~!!」


「ハ、ハニー?私も「だあああぁぁぁあ~~!!」」


「!?」


今何か悪寒と共に幻聴らしきものが聞えたような…

それにマスターは大声を出したせいか肩で思いっきり息を切らせている


「おい坊主、お前何をした?10日しないと出てこないヤツが出そうになったぞ!!」


「知らん、知らん、俺は何も知らん、何かしたことな…ん?お替りの言葉か?」


「!? それか!!

 ヤツめ、どうやらこの坊主の事が大のお気に入りみたいだ。

 おい坊主、今後一切言葉にだけは十分に気をつけろよ?

 下手すると…お互い死にたくなるぞ?」


コクコクコクコク

俺は心に誓って、あの言葉や勘違いされそうな言葉をマスターの前では封印することに決めたのだった


「まあ何だ、夕飯だ、食え」


色々と問題は有ったが、いよいよお楽しみの白飯タイムだ!!

出されたメニューはご飯に…小麦粉を溶いた物に野菜や肉等を入れて焼き、香辛料の液体が掛かった食べ物…これは!!

俺は関東に住んでいるため実際に見たことはないのだが、関〇人が食すると言われている伝説と呼ばれた幻の定食

ドドーー「お好み焼き定食である」----ン!!

炭水化物に炭水化物を食べると言う悪魔の食べ物、正義とも邪道とも言える、正に至高の定食そのものである


さっそく食するとする…ナイフとフォーク?

キュピーン!究極最終奥義『激おこぷんぷん』スキル発動!!


「ごるあああああぁぁぁぁ~~~!!箸だ箸、箸をよこせええぇぇぇ~~~!!

 ご飯もそうだが、お好み焼きも箸だろうがああぁぁぁぁ~~~!!(偏見)

 ギブミー、ハシ、プリーズ、ワタシイセカイゴ、ワッカリマセーン(意味不明)」


「だああ、うるせ~!!

 いつもいつも騒ぎやがって、黙って食えや!他の客に迷惑だ!

 ハシなんぞ知らん!嫌なら手で食え!

 文句あるならもう何も用意してやらん!外で食え外で」


「ごめんなさい、もうしません、ゆるしてください。

 ごめんなさい、もうしません、ゆるしてください。

 大事なことなので2回言いました」


呆れ顔でもいいやって感じで手を振ったマスターであった

さてお遊びもこれくらいにして(マテ)

お好み焼き定食を食することにした


まずは念願のご飯を…ぱくり…

うん、期待はしていなかったけど、つーか日本のコメが旨過ぎるからの弊害なのだが、パサパサで甘みが足りない

形は長細くてタイ米っぽい感じだな、味は違うけど

正確に言うと米っぽい何かが正解な気がする…

無いものねだりだが、コシヒカリが恋しい(涙)


お好み焼きの方はマスターの料理なだけあって旨かったんだが、こっちもお好み焼きに近い何かだった

まず、ソースが違う、色から判断したらソースなのだが、甘い、砂糖の甘さではなく柑橘系の甘さで微妙に酸味がある

ピリリと香辛料が利いていてこれはこれで悪くない味だと思う


「ごっそーさん」


部屋に戻った俺は新たに取得した生活魔法を使用して、お湯を出したり洗濯したりした

うん、便利便利♪


「さて、皆様お待ちかねのステータス確認のお時間です。

 本日の結果はどう変化がありましたでしょうか? ステータス」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12/12

MP:5/25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解、剣術Lv1、激おこぷんぷんLv2(new)、魔力操作Lv1、生活魔法Lv2


称号:命100、ケモナーLv2、暗黒変態紳士

----------------------------------


う~む、激おこぷんぷんのレベルが上がっとる…

これの効果って今一つわかんないんだが、上がっても問題ないのか?無いよね?無いと言ってくれ、たのむ…

戦闘系のスキルはなかなか上がらないのに、なんで関係ないものはすぐ上がるんだ?

魔法を使うのに必須な魔力操作の練習をして寝ることにした

おやすみなさい


個人的にはお好み焼きとご飯は別が良いです

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― 新着の感想 ―
[一言] まあ……………二十歳過ぎの大人がやることじゃないよね……………箸、箸をよこせ~とか……………恥ずかしくて…………… 洗濯魔法はいい✨
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