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魔法使い


「魔力操作を覚えることができたみたいです」


「おめでと~!あとは魔法スキルを覚えれば、君も魔法使いだね」


魔法使いか…


「あの~ふと思ったんですが、30歳になったら魔法使いになるとかは無いですよね?」


「あははっ、何それ~そういう話は聞いたことがないよ~

 魔法スキルは、年齢じゃなくて才能だよ~」


異世界転生前の童○は関係なかったか(汗)

でも、関係していたら魔法使いじゃなくて大魔法使いか魔道士だったな(謎)


「ちなみに、魔法スキルを覚える方法って何か有ります?」


「無いよ~つーか知らな~い(キッパリ)」


「マジっすか…」


「マジです、知ってたら、あたしが真っ先に魔法スキル覚えてるし」


「納得です」


「とりあえず魔力操作で魔力を集めたら呪文を唱えてみるとかしてみたら覚えるかもしれないね」


「ちなみにやったことは?」


「有るけど何も起こらなかったよ」


ふむ、魔力操作でもそうだったが、ダメ元か


「呪文ってさっきアイリさんが唱えてたものですよね?」


「そだよ~でも、呪文って決まってないんだよね、唱える本人がイメージしやすいように言ってるだけだし」


「と言うことは、魔法って呪文の内容と言うよりはイメージが大事ってこと?」


「そ、だからこんな風に…ウォーターボール!」


空中に丸い水が現れ、勢いよく飛んで行った


「呪文を省略できるのは、簡単なのだけしか出来ないかな。

 ちなみに私は風と水が使えるよ」


とりあえず呪文が必ずしも必要って訳じゃないのが朗報だな

アニメ、ゲームが沢山ある日本人ならイメージしやすいし、最強じゃないのか!?

そうと決まれば挑戦有るのみ!


「じゃあ、やってみます」


「がんばれ~」


「魔力を指先に集めて、さらに火炎放射器をイメージしてっと…ファイヤー!!」


ぽっ!…ライターの火程度のがついた


「イメージと違うが魔法が使えたな」


「ハル君、おめでとー」


「つかえたってことはスキルが手に入ったのかな?ステータス」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12/12

MP:25/25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解、剣術Lv1、激おこぷんぷんLv1、魔力操作Lv1


称号:命100、ケモナーLv2、暗黒変態紳士

----------------------------------


「あれ?覚えてないぞ?」


「んー練習繰り返すしかないんじゃないかなぁ?そしたら多分スキル覚えると思うよ」


「そだね、後は他にも使えるものが有るか確認してみるよ。

 魔力を集めて、風を圧縮するイメージで、ウィンドパレット!!」


そよそよそよ…そよ風が吹いた


「くっ、またイメージと違うものが…」


「でも、すごいよ!これで火と風が使えるのがわかったし」


「そうだね、じゃあ次は水だ!

 魔力を指先に集めて、岩をも切れるほどの水を圧縮するイメージで、ウォーターカッター!!」


ちょろちょろちょろ…指先から水が出た


「水芸かよ…次だ次!

 大穴で魔物を落とすのをイメージ、アークホール!!」


ぽこっ…ゴミを捨てるのに丁度良い穴が開いた


「何かイメージと結果が違うんですけど…」


「ま、最初だしそんなもんなのかもしれないよ?

 あたしはスキルを持っていたから経験ないけど…

 でも、火、風、水、地と四属性全部使えるのはホント凄い!

 だからハル君、きっと魔法の才能有ると思うよ~

 だから、練習次第で大魔法使いになれるかもしれないね」


「そう言ってくれると嬉しいな。

 魔法が使えるようになったことだし、依頼完了で良いです。

 ありがとうございました」


「お役にたてたみたいでよかったよ~

 じゃあ、契約書にサインちょうだい♪」


「はい、できました」


「ありがと~

 ハル君はこれからどうするの?」


「しばらくここで練習してみようかと思います。

 運が良ければ、スキルが手に入るかもしれませんからね」


「そか、頑張れ~

 じゃあ、お姉さんはこれでバイバイかな?

 今度会うときは立派な魔法使いだね。

 それじゃまたね~」


そう言ってアイリさんは街へ帰って行った


「さてと、MPの消費と残量を確認したら練習するとしますか、ステータス」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12/12

MP:21/25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解、剣術Lv1、激おこぷんぷんLv1、魔力操作Lv1、生活魔法Lv1(new)


称号:命100、ケモナーLv2、暗黒変態紳士

----------------------------------


ん?魔法スキル覚えてるじゃん!

生活魔法か、だからあの威力だったんだな(納得)

じゃあ今度は攻撃魔法としての火魔法習得目指して頑張るぞ!!おー!!


・・・・


魔法を使ってみて分かったこと

①生活魔法はMP1で使用可能

②MPは30分くらいの時間で1回復する

③生活魔法は複数の属性を掛け合わせることが出来る

④複数の属性はLvの数まで合わせられる(Lv1で1種類、Lv2で2種類って感じ)

その結果こうなりました


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12/12

MP:0/25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解、剣術Lv1、激おこぷんぷんLv1、魔力操作Lv1、生活魔法Lv2(new)


称号:命100、ケモナーLv2、暗黒変態紳士

----------------------------------


うん、生活魔法以外覚えなかったよ(知ってた)

他の魔法は今後に期待しておく…


さあ、どうだろうね?(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言] 設定年齢42歳になってるけど、思考や言動が12歳なんだが?設定18歳位なら邪気眼が治らなかった例というかんじで許容範囲
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