表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
189/554

今日のナタリーさん 56

昨日アップしようと思ったらデータが無くてアップ出来なかった…

新たに書き直ししましたが、何書いたか覚えてないので、こんな話だっけ?


私はナタリー

冒険者ギルドの受付嬢である。


最近の私はとっても気分が良いです。

気持ちの余裕からか、窓口業務も楽しいです。

何故か仕事も増えていますが、何故でしょうか?


朝のピーク時に彼がやってきた。

列に並んでくれたので、早く彼に会うためにも頑張るぞ~!!


「ナタリーさん、ありがと~」


「いえ、エキストラさんも頑張ってくださいね♪」


すると、エキストラさんが、私の手を握って感謝してきました。

ちょっとビックリしましたが、しっかりと応援してあげることにしました。

ふと視線を感じたので彼を見ると、エキストラさんをじっと見ていました。

何か言いたそうな感じの雰囲気に見えました。

もしかしたら、この手がいけなかったのでしょうか?

気になったので、私と彼を入れ替えて考えてみます。

彼が他の女の子と嬉しそうに握手をしているのを想像する。

何かもやもやします…もしかすると彼も同じ気持ちになっていたのかもしれません、これは反省しないと行けませんね、今後気を付けることにします。


そして、いよいよ次は彼の順番です。

挨拶を済ませ、昨日の確認を聞いてきたので、日程の調整を行う。

とりあえず、明日の9の時間にしておいて、モブさんの了解が得られれば完了です。

これで、仕事としての話は終了です。


ここからは個人的な話になるので、彼を近くに呼び、内緒話をします。

狩りのお誘いをした所、受付嬢の仕事の話を聞いてきました。

うっ…それを言われると辛い所ではありますが、最近、受付嬢を続けるより、彼と一緒に居たい気持ちの方が大きくなっています。

それに、冒険者になっても良いかもって思い始めていますし、思い切ってギルドを辞めるのも良いかもしれません。

話が逸れてしまいましたね、彼は講習が終わった後なら何時でも良いとのことなので、後でアイリとビアンカさんに相談しようと思う。

用事も済んだので、彼は帰って行った。


・・・・


「次の方どうぞ~」


「ナタリーさん、昨日の件はどうなりやしたか?」


「あ、モブさん、おはようございます。

 受講者の確認を行いました所、出来れば早めが良いとのことでした。

 明日の9の時間を仮の予定として伝えてありますが、モブさんの都合はどうでしょうか?」


「あっしは全然問題ないっす。

 なら明日のその時間に来るっす。」


「はい、是非。

 モブさんにはご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いしますね。

 それでは、ナタリーが承りました。」


「へへっ、ナタリーさんにそう言われたら頑張るしか無いっすね。

 それじゃ、あっしはこの辺で…」


そう言ってモブさんは帰って行った。

これで明日の講習は予定通りに行えることが確定したので良かったです。

さあ、次のお仕事も頑張るぞ~!


・・・・


夕刻のピーク時に彼がやってきた、今度はビアンカさんも一緒みたいだ。

最近、ビアンカさんと一緒に狩りをしているのを見かけます、やっぱり冒険者は良いなって思っちゃいます。

彼の順番になったので、対応します。


今日はホーンラビットの買取と、ゴブリンの討伐ですね、ホーンラビットが解体されてませんでしたが、どうやら忘れてたみたいです。

ふふっ、そんなことも有るんですね、とりあえず処理を済ませます。

そして、明日の講習の了解が得られたことを彼に伝えます。

ビアンカさんが聞いてきたので、彼の凄い所を教えることにしました。


ビアンカさんは納得していましたが、実験…ですか?

彼に聞いてみると、穴を掘って埋める実験だそうです。

昔、罪人に対し、穴を掘って埋めるって意味のないことをさせ、精神的に疲れさせる刑罰がありましたが、そのことじゃないですよね?

どうやら生活魔法の実験だそうです。勘違いをしてしまいました。

良くは分かりませんでしたが、きっと彼にとって必要なことだったんでしょうね。


ビアンカさんに狩りの件を聞いてみると問題ないとのこと。

後は、アイリに確認さえ出来ればまた狩りに行くことが出来ます。楽しみだな~

そして、彼とビアンカさんは帰って行ってしまった。

あーあ、行っちゃった、でも明日は講習なのでまた会えるのを楽しみにしておきます。


私は受付嬢、ギルドの顔だ、明日もまた頑張ろう。


何でナタリーさんは拷問の話を知っていたのだろう…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ