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戦闘講習を申し込んでみた


ピロリロリローン、ピロリロリン♪


「らっしゃいませー」


ってまたかよ、はぁ…

はいはい、ワロスワロスっと。

とりあえず、お酒コーナーに行くと、パックはもちろんのこと、バラも普通に売っている。

ま、まだだ、まだ慌てるような時間じゃない。


リュックは無し、財布も無し、そして、ポケットには500円が1枚が…おお神よ!

おビール様、とうとうあなた様に会えるのですね、僕には帰れる所があるんだ、こんなに嬉しいことはない…

さあ買うぞ! 買うとするなら何だ! 買えるのは1本だけだ!


恵〇寿にラ〇ー、スーパー〇ライやホ〇イトエール、今回はさらに〇ラベルにモ〇ツ、バド〇イザーまである、悩む…

やっぱりここは基本に帰って、ラ〇ー様にしよう。

1本持って、レジに向かう。


「会計が、ラ〇ー1本で284円っす、500円預かりました、お釣りが216円です、ありやっしたー」


やった、とうとう、我が手には、おビール様が!

よし! 直ぐに帰って飲むぞ~!!

俺は出口から出て…


ガバッ!


「いやっほおおぉぉ~~~!! ってあれ? おビール様は?」


やっとこの手におビール様をゲットしたのに、ゲットしたのにいいいいぃぃぃ~~~~~~!!

店員に文句を言われたとしても、その場で開けて飲むんだった…

次こそ、次こそは、きっと飲んでやるぞ~!! 待っていてください、おビール様!!

おはようございます。


今日の予定は無いが、どうするかな。

最近サボりがちな調合に行くのも良いし、ナタリーさんに勧められた立ち回りに関する講習を受けても良いかもしれない。

他にも面白そうな依頼を探すのも良いかもしれない。

まずは朝食を食べてからにするか。


「マスターはよ~、飯よろ~」


「今日は元気だな、夢見が良かったのか?」


「後1歩、後1歩で念願が叶うんだ、俺には挫けている暇なんか無いんだああぁぁぁ~~~!!」


「そ、そうか、落ち込んでないなら、それでいい、朝食だな、待ってろ。」


俺は開いている席に着き、朝食を待つ。


「ほらよ。」


今日の朝飯は、ホットドック、サラダにOhレンジジュースだ、何となくコーラが欲しいと思ってしまったが、こればかりは仕方がないな。

ホットドックと言えば、某アメリカンなスーパーのホットドックが、個人的には好きだったな。

味がと言うより、まぁ、味も悪くは無いが、玉ねぎのみじん切りや、キャベツの酢漬けを、これでもかと言うくらいに山盛りに乗せて食べるのが、お得感が有って好きだった。

さらに、ジュースは飲み放題で200円でお釣りが来るのが良かった…まぁ、単に貧乏性なだけって話なだけだな(汗)


----------------------------------

【ホットドック】

品質:B

効果:HP回復+2

コッペパンにソーセージ、丸ネギのみじん切り、キャベスリーの酢漬けを乗せ、ケツちゃっぷ、マスタードMを掛けたもの

----------------------------------


ケツちゃっぷ? 何か卑猥な感じがしなくも無いんだが、ケチャップのことだよな? 食っても大丈夫な物だよな?

マスターがドMでケツちゃっぷ…何だか分からないが、知ってはいけない物の様な気がしてしまう…


パクリ…うん、良くも悪くもホットドックだ、安っぽい味である…だが、それが良い。

旨いに越したことは無いが、この味だからこそのホットドックだと思う。。

だいたい、このシンプルなホットドックを旨くするってこと=材料が高いにしかならないだろう。

100円前後で安易に買えるからこそのホットドックであり、この味だ。

例えば1000円もする高級ホットドックが有ったのなら、それはもうホットドックでは無い、ホットドックの形をした別の何かなんだろう(偏見)


「ごっそーさん。」


食べ終えた俺は、いつもの如く氷を作り、とりあえずギルドへ向かうことにする。


・・・・


ギルド内は丁度ピーク時だったので、混雑している。

とりあえず、俺も掲示板を確認してみるが、めぼしい依頼は特になさそうだ。

ならば、講習の依頼を申請することにしよう、ナタリーさんの所に並ぶことにする。

ようやく俺の順番になった。


「次の方どうぞ~」


「ナタリーさん、おはようございます。

 今日は、前にお勧めされた、戦闘に関する講習を受けたいと思うのですが、宜しいでしょうか?」


「はるさん、おはようございます♪

 さっそく受けに来てくれたんですね、もちろん大丈夫です。

 今回のハルさんの依頼からすると、立ち回りが上手な人になります。

 軽戦士、もしくはスカウトの方が妥当だと思いますが、どちらを希望されますか?」


理想は軽戦士なんだろう、敵の攻撃を軽やかに避け、剣でダメージを与える、正に蝶のように舞い蜂のように刺すって感じだ。

でも、理想はともかく、普段の俺の戦い方からすると、スカウトの方が合っている気がする。

それに、戦闘以外でも、色々と必要な技術を聞けるかもしれない、決まりだな。


「スカウトでお願いします。」


「スカウトですね、それでは担当して頂ける人に聞いてみます。

 その方の都合になってしまいますが、ハルさんのダメな日とかは、有りますでしょうか?」


「特に無いので、大丈夫です。」


「わかりました。

 日程が決まり次第、お知らせすることになります。」


「宜しくお願いします。」


「それでは、ナタリーが承りました。

 ハルさん、またね♪」


今日のナタリーさんは、やたらと機嫌が良かったみたいだな、終始笑顔だったし、何か良いことでも有ったのだろうか?

とりあえず講習の申し込みが出来た、後は日程がいつになるかだが、こればっかりは相手次第なので、気長に待つことにする。


他にやることも無いため、俺はギルドを後にした。

他に目的も無いし、当初の目的の候補にも有った、調合のスキル上げるためにも、師匠の所にでも行ってみることにしよう。


飲み会に行ってきました。ビール美味しかったです(鬼)

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