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ギルドへ依頼を出してみた

初めて評価頂きました。

ありがとうございます。


そんなこんなで冒険者ギルドへやってきた

まだ日が高いため、依頼報告に来る人も無く、冒険者ギルドの中は人が少なかった

窓口もガラガラだったため、ナタリーさんの所へ行ってみた


「ナタリーさん、こんにちは」


「こんにちは、ハル様、何か御用でしょうか」


「おー名前覚えてくれてたんですね、うれしいです」


「…仕事ですから」


ナタリーさんは相変わらずのツンツンだ


「えっと、魔法を勉強したいのですが、どうしたら良いのかわからないんです。

 何か良い方法とか無いでしょうか?」


顎に人差し指を当て、上向きながら考えているナタリーさんが可愛い、とっても可愛い、ぺろぺろしたい、もちろん体中もぺろぺろ…って意識が脱線したな


「そうですね、ハル様は魔力操作、または魔法関係のスキルをお持ちでしょうか?」


「いえ、持ってないです。

 なので、魔法関係のスキルを習得したくて相談に来ました」


「…一般に魔法を使用する方は魔力操作と魔法スキルを最初から持っています。

 逆に言えば、このスキルを持ってない人は、使えないことになります。

なので、魔法は才能が必要で、それが無い方は、魔法関係のスキルを得ることは出来ないと言われています」


そーいや「ゴブリンでも分かる魔法入門」でも経験と才能が必要とか書いて有ったな


「ただ、稀にですが、後天的にスキルを取得できた方もいらっしゃいます」


「もし、宜しければスキルを取得する方法とかを教えてもらうことは可能でしょうか?」


「申し訳ありません、私ではその方法はわかりかねます。

 ですが、実際に魔法を使用している方に師事したら、もしかしたら何か方法がわかるかもしれません。

 もちろん、前提条件として、ハル様が才能が有った場合ということにはなりますが…」


何にせよやってみなければわからないってことか


「どなたか、魔法を使用できる人を紹介してもらえないでしょうか?」


「私から紹介することは、申し訳ありませんがお断りさせていただきます。

 ただ、依頼と言う形ならば紹介することは可能です」


「お願いしたいと思いますが、依頼料とかはどうなるのでしょうか」


「それでは、依頼申請について説明させていただきます。

 依頼表を見て頂ければわかりますが、依頼名、目的、期限、成功報酬、依頼失敗条件が必要になります。

 今回のハル様の場合ですと、この様になります」


----------------------------------

【魔法スキルの師事】

目的  :魔法についての師事

期限  :1日

成功報酬:金貨1枚

依頼失敗:依頼の達成関係なしに成功とする

----------------------------------


「き、金貨1枚ですか!? 高くないですか?」


「受注条件のランクは銀ランク以上になります。

 そのランクでの魔法等の特殊依頼になりますので、この費用は妥当になります」


ふむ、そういう理由なら仕方がないのかな

元の世界でも技術屋さんの専門知識が必要な場合は、そのくらいかかる場合もあるしね


「それでかまいません、お願いできないでしょうか?」


「依頼受け付けました。

 それではギルドへの手数料と依頼者へ依頼料を合わせて、金貨1枚と銀貨1枚になります」


う…手数料も必要なのか、しかも1割も

そうだよな、ボランティアじゃないんだし、当たり前か

財布から金貨1枚、銀貨1枚を取り出し支払った


「確かに受け取りました。

 依頼が確定しましたら、ハル様へお知らせいたします。

 依頼を受ける際、都合が良い日等はありますでしょうか?」


「特にありません」


「わかりました、それでは以上になります。お疲れ様でした」


そろそろ混み始める時間だったらしく、人が並び始めていたので、用事が済んだ俺はギルドを後にするのだった


さて、どんな人が来るのやら…

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