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スキル習得


朝、目が覚めた俺はぼーっとした頭で今日の予定を…って、そーいや何も考えてなかったな、さてどうするか


候補1:昨日と同じく薬草集め

候補2:ホーンラビットの討伐

候補3:魔法の練習をしてみる

候補4:何かスキルが習得できるか試してみる

候補5:資料室で調べもの


ま、とりあえずの予定としては、こんなもんだろう

とりあえず金はまだあるから急いで稼がなくてはならないってことはない

それよりも身の安全のための知識やスキル習得の方が重要なのでは?

と言うことで候補1,2は後回しにしよう


んー比較的簡単に取れそうな剣術のスキルをとりあえずレベル1だけ取得してから、魔法関連のスキルを取得するのが無難な線か?

よし、今日は候補4、できれば候補3も行う予定にしよう!

まずは腹ごしらえしてから街の外にでも行ってスキル習得を目指すぞ~!


食堂に行くとマスターが出てきた


「マスターおはよー朝飯有る?」


「用意する」


マスターは一言だけ言うとキッチンへ入って行った

マスターって結構無口だよな、もしかして実は話したいけど話せなくて、その思いがジェニファーさんを作り出したとか…まさかな

ま、野郎には興味ないからどうでもいいや(笑)


「ほらよ」


マスターが朝食を持ってやってきた、本日のメニューはラ〇ュタパンにサラダ、何かの果物のジュースだ

ラ〇ュタパンをご存知だろうか?パンに目玉焼きが乗ったやつである

そのままでも旨さはそれなりにあるが、トッピングの工夫次第で味は無限大に広がるのだ!

ちなみにマスターはケチャップを下地に目玉焼きにチーズを乗せてオーブンで焼いたバージョンだ

もちろん旨い、めちゃくちゃ旨い訳ではないが飽きが来ない旨さだ、さすがはマスターだ


「ごっそーさん」


朝食を食べた俺は街の外へ出発した

草原に到着し、スキル習得のために練習するのだが


「剣術スキルってどうやって取得するんだ?

 ただ剣を振っていれば良いのか?

 それともしっかりとした剣術を習わないとだめなのか?

 はたまた敵を倒し続けなければならないのか?

 とりあえず、簡単に試せる素振りからやってみるか」


型なんかわからないので、剣道で上段の構えから振ってみるみることにした


「1、2、3、4、5 … 99、100!! よし、ステータス!」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12

MP:25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解


称号:命100、ケモナーLv2

----------------------------------


「100回程度じゃダメか…次は1000回めざして頑張るか。

 101、102、103 … 998、999、1000!!」


ぜぃぜぃぜぃ…


「よし、今度こそ、ステータス!!」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12

MP:25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解


称号:命100、ケモナーLv2

----------------------------------


あるぇ~?

んー適当に振るだけじゃ、やっぱりダメなのか?

じゃあ、今度はゆっくりと筋肉の動きも意識しながら、剣をブレさせない様に振ってみるか


「い~ち…に~い…さ~ん … これ結構キツイな。

 …ごじゅう~きゅう…ろく~じゅう そろそろ腕が上がらなくなってきた。

 でも、100回までは頑張ろう!

 …きゅうじゅう~きゅう、ひゃあ~く!!終わった~!!」


ぜ~は~、ぜ~は~


意識しながら振っていたおかげか気持ち綺麗に振れてる気がする


「よし、今度はどうだ、ステータス」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12

MP:25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解、剣術Lv1(new)


称号:命100、ケモナーLv2

----------------------------------


「おぉ!! 剣術スキルが増えた!

 今までの積み重ねで増えたのか、意識しながら振ったから増えたのかがわからないが、これで剣術が得られた。

 そういえば、投擲の時もそうだが、何となく上手になった実感が持てたらスキル取得していたな。

 次のスキルを取得するときの判断基準にさせてもらおう」


「次は、いよいよ魔法取得に向けてだが…確か魔力操作が必要なんだよな。

 魔力操作ってどうやるんだ? 異世界転生ものだと魔力を感じて魔力を動かすことって記載があったよな。

 ま、多分こっちの世界も似たようなもんだろ」


まずは、体の中に魔力があることを意識して、違和感が無いかを感じ取ってみる…


・・・・


「だああぁぁ~~何もわかんね~~!!

 だいたい魔力って何だよ? もやもやしたものとか、温かいものとか言うけど、何も感じね~!

 ま、まだだ、まだ慌てるような時間じゃない!

 少し落ち着いてみるか…」


すーはー、すーはー、うん、少し落ち着いた

とりあえず魔法について考えて…って、そーいや魔法って見たことなかったな

どんな物かも知らない物を想像だけで習得するってのも無理な話か

よし! ナタリーさんに聞いてみよう!


「その前に、たぶん取得してないとは思うが確認、ステータス」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:1

HP:12

MP:25


STR:8

VIT:5

AGI:4

INT:15

DEX:20

LUK:3


スキル:投擲Lv1、言語理解、剣術Lv1


称号:命100、ケモナーLv2

----------------------------------


うん、やっぱり変わってないか…

俺は冒険者ギルドへ向かうのだった


※Lv1は相性にもよりますが簡単に取れます、と言うことは…

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― 新着の感想 ―
[一言] ラピュタパンは上に乗ってるのは目玉焼きなんじゃ 卵焼きだとラピュタパンにはならんと思う
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