表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
131/554

言語理解の真実


さて、どうしようかな

今からギルドに戻って依頼を受けるには時間が遅すぎるし、外に出て狩りに行くにも遅い

そうだな、師匠の所に行って、お礼と、またスキル上げの手伝いをさせてもらいに行こう


・・・・


バンッ!


「おめでとうございます!!

 貴方は抽選により100万人の中から選ばれました!!」


「おや、嬉しいじゃないか、で、選ばれた私はどうなるんだい?」


「…素直に反応されると思ってなかったので、何も考えてません(汗)」


「なんじゃ、つまらんのぉ」


「それじゃ、今日1日無料で調合をさせる権利を…」


「それが目的で来たんじゃなかったのかい? まあいい。

 それならば、中級HPポーション改を10個、HPポーション改を100個、精力剤を100個、そして魔物避けを100個をお願いしようかの」


「相変わらず多いな、今回は新たに魔物避けか、了解~」


今日は半日しかないので終わるんかいなと思ったが、とにかく俺は必死に薬を作り続けた

しばらく作っていると、効率よく作れるようになった


「お、もしかしてレベル上がった?」


----------------------------------

名前:ハル

年齢:20

状態:普通


LV:2

HP:15/15

MP:30/30


STR:9

VIT:5

AGI:4

INT:17

DEX:22

LUK:3


スキル:投擲Lv4、言語理解、剣術Lv1、激おこぷんぷんLv5、魔力操作Lv4、生活魔法Lv4、鑑定Lv3、隠密Lv4、解体Lv3、調合Lv5(new)、索敵Lv3、直感Lv1、アイテムボックス


称号:命100、ケモナーLv2、暗黒変態紳士、薬剤師、ショーボン創造神の加護、中二病

----------------------------------


「やっぱり調合のレベルが上がったな、この調子で頑張るとするか」


効率よく作れるようになった御蔭で、なんとか薬を作り終えることが出来た


「終わった~疲れた~」


「ご苦労じゃった、飴ちゃん要るか?」


「もちろん食う~」


疲れた体にはやっぱり甘いものが一番だ


「ハルよ」


「何だ?」


「ずいぶんスッキリした顔をしているな、良かったの」


師匠にはバレバレだったようだ


「まーな、師匠の御蔭だ、ありがとう」


「私は何もしとらんよ」


「そっか、ならそう言うことにしておく、じゃあ俺はそろそろ行くよ」


「また来い、せいぜいこき使ってやるからの」


「あははっ、それは怖いな、じゃーなー」


すっかり遅くなってしまったが、宿に帰ることにした


・・・・


宿に到着した俺は、早速夕食を注文する


「Hey! Miss Nancy,please bring me dinner.(おーい! ナンシーちゃん、夕食ぷり~ず」


「I will have you now.(直ぐに持ってきますね~)

 please wait a moment.(少々お待ちください)」


「え!?」


「どうしたの?」


「Savez-vous ce que je veux dire?(俺が何を言っているか分かる?)」


「Je sais, qu'est-ce qui ne va pas? Quoi(分かるけど、どうしたの?)」


「あ、ごめん何でもないよ」


「そうですか、じゃあ夕食持ってきますね~」


おそらくだけど、どうやら言語理解がお仕事をしてくれたみたいだ

今まで日本語が聞こえてたから、そういう物だと思っていたので気にしてなかったが、英語で話すと英語、フランス語で話すとフランス語になる訳か

おそらく中国語だったら中国語で、ドイツ語ならドイツ語になるに違いない

それに、こちらが何語で話したとしても、向こうは、そんなの関係なしに話が通じる

と、言うことは言葉を話す魔物とか亜人とかが居た場合、言葉が通じる可能性があるってことだな、偶然とは言え、これはある意味凄い発見だ


「お待たせしました~ ナンシー愛情たっぷりの夕食で~す」


持ってきた夕食は、オムライスとサラダとスープだ

オムライスにはケチャップでハートマークが描いてあった、


「なぁ、ナンシーちゃん、前にもこれに似た物を見かけたことが有るんだが、これってナンシーちゃんが描いたのか?」


「そうですよ~ 美味しくな~れって気持ちを込めて描きました~」


「あ、そ、そうなんだ、有難く頂くよ」


「そうですよ~他の人にはやらないんですから、有難く食べて下さいね♪

 それではごゆっくり~」


ナンシーちゃんは他の給仕に向かっていった

なるほど、前のハンバーグは道理で味付けが濃かった訳だ

では、食べるとするか

ぱくり…うん、旨いがケチャップが増えた分の酸味が増えている

ナンシーちゃんの愛情と言うことなので、何も言わずに食べるとしよう


「ごっそーさん」


氷を作り、部屋に戻った俺は、何もすることが無いので寝ることにした

おやすみなさい…ぐぅ


グーグル先生助かりました。

ちなみにフランス語なんて知りませんがな(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ