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子どもたちへ

世界一のホットケーキ

作者: 観月

 ある日、幼稚園から帰ってきたマサキくんは、ニュータウン三号公園に遊びに行くことにしました。マサキくんは年長さんになったので、お家のすぐ前にある三号公園へなら、一人で遊びに行ってもよいのです。




 マサキくんのお家には、玄関にいろいろなものをしまっておけるお部屋があります。ナンド、というのだそうです。そこには、あまり使わないカサやクツもあれば、自転車やボール、お砂場遊びのセットなど、マサキくんの大切なものもいっぱいしまってあります。今日もナンドの中を見回して、どのおもちゃを持って行こうかとなやんでいると、むらさき色のとっても軽いサンダルがあるの見つけました。はいてみると大きいので、お父さんのサンダルかもしれません。

 マサキくんはその日、赤いシャツと青いズボンをはいていました。むらさきのサンダルをはいて、玄関にある大きなカガミをのぞいてみます。カガミに写った自分を見て、マサキくんはうんうんとうなづくと、またナンドの中に入っていきます。そしてゴソゴソと何かを探し始めました。

 マサキくんはかさ立ての中から、かさを一本一本引っ張りだしてながめます。マサキくんのお家は、お父さんとお母さんとマサキくんの三人家族なのですが、かさ立てには十本ぐらいのかさが立っています。ところがこの十本の中には、マサキくんの探しているような傘はありませんでした。

 がっかりしてキョロキョロあたりを見回すと、くつのたくさん並んだ棚に釘が打ち付けてあって、そこから何本か折りたたみかさがぶら下がっているのをみつけました。

 マサキくんはその中から、こい緑色の折りたたみかさに手をのばました。

 玄関の姿見の前でポン! とかさを開くと思った通り。マサキくんはにこにことして、カガミの前でひとまわりしました。


「ままー、三号公園に遊びに行ってくるねー」

「玄関にある、キッズ携帯を持って行って! それから、公園から他の場所へ行くときは、必ずママに言ってからだからね。一人で行けるのは、公園だけだよ!」


 パタパタとスリッパの音を立てながら、玄関へママはすがたを現しました。そしてマサキくんの格好を見ると、ただでさえ大きい瞳をくりくりっとさせて「あははは!」と笑い出しました。


「すごい! ちびくろさんぼだ! これからとら退治?」

「うん。そうだよ」


 ママが一目でちびくろさんぼだと気づいてくれたので、マサキくんはうれしくなって、どうだとばかりに胸を張りました。


「じゃあ、今日のおやつは世界一美味しいとらのバターで焼いたホットケーキに決まりね」


 マサキくんはキッズ携帯を首から下げると、元気いっぱい、公園へと出かけて行きました。 





 マサキくんの住むニュータウンの中には、一号から五号までの公園があるのですが、マサキくんの家の前にある三号公園は、その中で一番大きい公園でした。真ん中には大人の背丈よりも大きいお山の形の遊具があって、その遊具にはすべり台や山にのぼるための縄もあるし、お山の中ほどにはトンネルもあるのです。その他にも、三号公園にはブランコやシーソー、お砂場などがあります。

 でも、こんなに大きな公園なのに、遊んでいる子どもはあまりいません。今も、マサキくんは一人で、かさをさして公園の中を歩いています。

 ちょっとさびしいけれど、ここはちびくろさんぼがお散歩にでかけたジャングルの中なのですから、お友達はいなくてもいいのです。

 

 でも、ぼくひとりじゃあおもしろくないなあ。……誰か来ないかなあ? 

 

 マサキくんがほんの少しそう思っていると、マサキくんのお家の方角とは反対の入口から、チョコレート色のランドセルを背負ったエリちゃんがやって来ました。

 エリちゃんはマサキくんのお隣の家に住んでいる女の子で、マサキくんより一つお姉さんです。エリちゃんも絵本が大好きで、よく一緒に土曜日に行われる公民館の読み聞かせにでかけます。

 エリちゃんはマサキくんを見つけるとニッコリと笑いました。


「もしかしてマサキくん、ちびくろさんぼ?」


 さすがはエリちゃんです。すぐにマサキくんがちびくろさんぼだって気がつきました。

 マサキくんは 、そっとエリちゃんに耳打ちします。


「エリちゃん。ちびくろさんぼ、食べちゃうぞ! って言ってよ」


 エリちゃんは肩で切りそろえた黒い髪をゆらしてクスクスと笑うと、首をたてにふりました。

 そうして腰に手を当てて「ちびくろさんぼ! たべちゃうぞー!」と、大きな声で言いました。それはまるで、本物のとらの咆哮のようでした。

 マサキくんはもちろんこう言います。


「お願い、ぼくをたべないで! この新しい赤い上着をあげましょう」

「よし、じゃあ今日はかんべんしてやろう」


 マサキくんは赤い上着を脱ぐとエリちゃんに渡します。

 えりちゃんのとらは上着を受け取ると、のっしのっしとジャングルの中を歩いて行ってしまいました。

 マサキくんはうれしくて、むらさきのサンダルでぴょんぴょんと地面をけりました。

 さあ、ジャングルを冒険です。ジャングルにはたくさん木があります。ジャングルの木は不思議な木なんです。公園の木みたいに茶色い木ではありません。

 マサキくんは、公園に生えている木は黄色と青と、白い色だと思うことにしました。葉っぱはきっと細長くて、大きな葉っぱです。葉っぱだって、緑に赤に、きっと色とりどりにちがいありません。


 くるるるるるー。


 見たことも無いような、大きなくちばしの鳥もないています。



「ちびくろさんぼ! 食べちゃうぞー!」


 とつぜん背中から声がして、マサキくんはびっくりしてふり向きました。

 ランドセルを下ろしてきたエリちゃんが、両手を顔の脇に上げ、猫が爪を立てるように指先を丸めて立っています。

 もちろんマサキくんは「とらさん、どうかぼくを食べないで!」といいます。そうして今度は、青いきれいなズボンを差し出すのです。

 マサキくんは、青いズボンの下に幼稚園の短パンをはいていました。

 それを見ると、エリちゃんのとらは、クスクスと笑いながら「オレサマは、ジャングルでいちばん! なんてりっぱなとらなんだろう!」といいました。

 マサキくんは、一緒になってセリフを言いたくてウズウズしていたのですけれど、なんとかこらえました。だって、これはとらさんのセリフだからです。




 二匹目のとらも行ってしまうと、ちびくろさんぼはまた、公園のジャングルを行進します。

 このジャングルに池があったらいいのにな。そう思ったマサキくんは、ちっちゃいお砂場を池だと思うことにしました。池の上に葉っぱを浮かべたいと思ったマサキくんは、あたりをきょろきょろ見回して、紫陽花の葉っぱをちぎってくると、お砂場の上にまきました。

 双眼鏡と、探検家みたいな帽子もかぶっていたらよかったなあと思いましたが、その時、お砂場の前でしゃがみ込むマサキくんの背後から「ちびくろさんぼ、食べちゃうぞぉ!」という声が聞こえました。

 マサキくんはハッとします。

 そうです。今、マサキくんはちびくろさんぼなのでした。


「とらさん、お願いだよ、食べないで!」


 そう言って振り返ると、今度はエリちゃんは頭の上に、両手を耳のように立てていました。

 マサキくんは、はいていたサンダルを脱ぐと「ほら、このステキな、むらさきいろのくつをあげましょう!」と言って、エリちゃんの頭の上の耳(手)へかぶせました。

 こうでなくっちゃいけません。

 だって、ちびくろさんのは、むらさきいろのクツを、とらの耳にはかせるんですから。


「オレサマはジャングルで一番りっぱなとらにちがいない!」


 そう言ってエリちゃんが去っていってしまうと、ついにマサキくんは、下着一枚、えんじ色の幼稚園の短パン。くつもサンダルもない足には新幹線のもようのくつ下という、ちょっとはずかしいかっこうになってしまいました。

 それでも夏休み前の公園には、午後の太陽がカッと照っていてます。葉っぱはこい緑で、お空は真っ青。ジャングルにはうってつけな日なのです。

 最後に残った緑のかさをさして、マサキくんは、ジャングルの中のブランコで一休みしました。

 すると、うっそうと茂る緑の向こうから、エリちゃんとらがまたやってきます。

 マサキくんはそわそわとして、ブランコから飛び降りました。だって、エリちゃんはスカートのウエストに、ちゃんとしっぽを挟んでいるんです。

 しっぽをひらひらさせながらやってきたとらは言いました。


「ちびくろさんぼ、食べちゃうぞ!」


 とっておきの大きな声です。


「エリちゃん、すごいよ!」


 マサキくんがくつ下の足でぴょんぴょんと飛び跳ねると、エリちゃんもトクイそうにちらっと笑いましたが、すぐに怖い顔に戻って「お前を食べてしまうぞ!」と言います。


「お願いだよとらさん食べないで!はらこのきれいなみどりのかさをあげましょう!」


 マサキくんはすぐにちびくろさんぼに戻って、エリちゃんのひらひらとゆれる、きれいなしっぽに、折りたたみかさをなんとかくくりつけました。マサキくんはひもがまだうまく結べないのですが、なんとかかさをしっぽに結ぶことが出来たみたいです。


「ふん。これでおれはジャングルで一番。りっぱなとらにちがいない!」


 だいこうふんのマサキくんはとらと一緒にそう言いました。

 とらはのっしのっしと、ジャングルを去って行きました。

 



 さて、マサキくんはついにみどりのかさまでなくしてしまいました。

 ぜひともトロトロのとらのおいしいバターを持って帰りたいのですが、四匹もとらがやってきたらどうしましょう。もう、あげるものは何もありません。

 ちょっと心細くなって、マサキくんはうつむきがちにジャングルを探検します。

 もう、おうちに帰ろうかなあ? と、思った時です。


「マサキくん、逃げて逃げてー!」


 大きな声が聞こえました。

 声の方を見ると、ジャングルの中を、ピンクのツボを抱えた、エリちゃんが走ってやってきます。


「どうしたの? エリちゃん?」

「とらだよ! とらがよんひき追いかけてくるよ!」


 エリちゃんはちっともスピードをゆるめずに、マサキくんの方向へ一直線にやってきます。

 するとどうでしょう。

 えりちゃんの後から、恐ろしい顔をした黄色と黒のシマシマのとらが四頭、土ぼこりを上げて追いかけてくるのです。


「わー、とらだぁ、にげろぉ!」


 ジャングルの木からぶら下がったブランコのまわりをぐるっと一周し、草の浮いた、砂色ににごった沼の周りを逃げまわり、黄色や白や青色の、極彩色の木々の間を二人は走りぬけます。


「山のてっぺんに逃げたら追ってこれないかもよ?」


 言うが早いか、エリちゃんはもう登りつなをにぎって、山によじ登っていました。マサキくんも負けじとジャングル一の大山に登ります。

 いつもはすいすいと登れるのに、あせったマサキくんの手はツルッとすべり、縄から外れそうになってしまいます。


「マサキくん!」


 えりちゃんが叫びます。


「がんばれマサキくん!」


 でもエリちゃんは片手で縄を、片手でツボを握っているので、マサキくんに手を伸ばすことが出来ません。

 あわてたマサキくんは足まですべらせて、お山にびたんと顔を打ち付けました。じわっと涙が出そうになりましたが、なんとかこらえてしっかりと縄をつかみます。上を見上げると、エリちゃんがとても心配そうな顔をしています。

 だから、マサキくんはおもいっきり笑って見せました。


「えへへへへへへへ!」


 心配そうだったエリちゃんの顔が、ぱっと明るくなりました。


「マサキくん! とらがジャンプするよ! 早く登って!」


 その時のマサキくんの素早さは、とらどころか、チーターにだって負けなかったかもしれません。ぱっと身を起こすと、綱をしっかりとにぎり、一目散にてっぺんまで登りました。


 はぁはぁ。


 二人は小山のてっぺんから、ふもとをながめました。ふもとでは、四頭のとらがぐるぐると回りながらうなりをあげています。


「どうしよう、てっぽうでうっちゃう?」


 なんと、エリちゃんは、大きなてっぽうを構えています。


「ダメだよエリちゃん。とらのバタを持って帰って、ホットケーキにするんだから」


 マサキくんがあわててえりちゃんのうでをつかみます。


 ぐるるるる。


 とらたちは、マサキくんたちを捕まえることが出来なくて、とってもくやしそうです。



「お前がのろのろしてるから。あのうまそうな人間を逃がしたんだぞ」

「何言ってるんだ? お前なんか、追いつきもしなかったくせに」

「いや、あの子はステキなかさをくれたから、食べない約束じゃないか」

「だからあの時は食べなかっただろ」

「じゃあ、お前はもし捕まえても食べないんだな!」


 とらたちは言いあいをしながら、お山の下でわになって、お互いのしっぽにがぶりと食いついています。


「ぐるるるるるるるるるるるる……る……」


 物語の中のちびくろさんぼは、ケンカしているとらをおいて、お家に帰ってしまうのですが、マサキくんもエリちゃんも、とらに囲まれてしまい、お家に帰るわけにはいきません。

 とらたちは、しっぽをくわえたまま、お互いを食べてしまおうと、山のふもとをぐるぐると回りはじめました。




 ぐるぐる回るとらの足がどんどんと早くなって、しだいに見えなくなってしまいます。マサキくんとエリちゃんは、そっと山の下をのぞき込みながら、気づかないうちにお互いの手を握りしめていました。

 とらのスピードはさらに早くなっていきます。お父さんの自動車よりも、お買い物に行く時に乗る銀色の電車よりも、早いかもしれません。とらを目で追っていたら、くるくる瞳が回りだして、止まらなくなってしまいそうです。四匹のとらはつながって、円を描く黄色いわになっています。きっと、新幹線のスピードも追い越してしまったのでしょう。


「あっ!」


 二人は手をつないだまま、山の上で飛び上がりました。

 それはあっという間の出来事でした。

 お山の下には、四頭のとらの姿はすでになく、そこにはただドロドロに溶けた、黄色いつやつやのバタが残っているだけでした。


「バタだよ! バタだよ!」

「とろとろバタだよ!」


 エリちゃんはこの時のために持ってきた、ピンク色のツボ(実は花びん)を手に持つと、すべり台をしゅるるるる、と降りて行きました。マサキくんもその後を追います。

 そこで二人は声を合わせて言いました。


「こいつはすてき! おいしそうなとろとろバター! お母さんにごちそうを作ってもらわにゃあいかんなあ!」


 そうして、声をそろえて笑うと、さっそく壺の中にバタをたくさんつめこんで、お家に帰ったのでした。

 



「ままー! ただいまあ!」

「おじゃましまーす」


 二人が元気いっぱいな様子でマサキくんのお家に戻ると、おくからお母さんが、スリッパをパタパタさせてやって来ました。


「おかえり、バターはたくさんとれた?」


 マサキくんとエリちゃんはピンクのツボを差し出します。


「いっぱいとれたよ。二人でとらに追いかけられたんだよ」

「とらはね、とけてバタになっちゃったんだよ!」


 二人は一生懸命にお母さんに報告します。


「じゃあ、とびきり美味しいホットケーでができちゃうねー。さあ、お母さんはホットケーキを作るから、手を洗っておいで」


 そうして、お母さんは二人が持って帰ったバタを使って、おいしいおいしいホットケーキを焼いてくれました。

 ふたりともこんなに美味しいホットケーキを食べたのは生まれて初めてだなあと思いました。

 どんなに美味しくっても、ちびくろさんぼのように百六十九枚も食べることはできなかったのですけれどね。



〈おしまい〉

息子が小さかった頃。

夏になると、庭にビニールのプールを出しました。

ある時、庭はジャングルになりましたビニールのプールはボートになり、プールの回りは川になりました。庭の満天星やヤマボウシはマングローブの林になります。

そして、発見してしまいます。なんと、その川にはワニがいるのです。ワにはこっそり近づいてきて、ボートに体当たりします。大きく揺れるボートに子どもと二人、歓声を上げました。

もちろんそれは、単なるごっこ遊びなのですが、子どもの目にはその時確かに緑のジャングルと、ワニの潜む大河が映っていたのでしょう。

また、平均台のようなものを橋にみたてて、がらがらどんごっこをすれば、本当に怖がって泣き出してしまう子どももいます。

ワクワクしたり、ドキドキしたり。空想という道具一つでどこまでだってとことん楽しんで、遊ぶことが出来る。子どもってすごいと思います。

そんな子どもと遊んだ楽しい記憶を思い出しながらこんな物語を作ってみました。

「ちびくろさんぼ」の原作は、パブリックドメインなはずですが、日本語訳がまだあやしいと思いましたので、セリフなどは絵本と違うものになっています。本当は絵本とおんなじセリフをマサキくんとエリちゃんに叫ばせてあげたかったのですが。

読んでくださった皆さんが、本気で空想の中で遊んだ子供時代を少しでも思い出していただけたなら幸いです。

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[良い点] 始めまして こんばんは! サマキ君とエリちゃん 可愛らしいですね! 空想のごっこ遊び 懐かしいですね……自分も随分と空想を道具に遊びましたw 「ちびくろサンボ」を読んだ事がなかったので こ…
[一言] 拝読しました。 ちびくろサンボ、子供の時に何度も読んでもらって大好きだったのですよ。バターになって、ホットケーキを食べるラストは本当に美味しそうで毎回食べたくなっていました。 ちびくろサンボ…
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