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この世は狂っている  作者: 堕天使
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第2話  高校生活が始まる

フィクションです

  キーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴りアナウンスが聞こえる。

 「新入生の皆さんは、講堂にお入りください間もなく入学式が始まります。繰り返します・・・」

  ここ黒龍星学園こくりゅうせいがくえんの入学式はちょっと変わっている、この時代に全員が持っている携帯タブレットに学校の地図を配信するくるくらいは当たり前だあるが、学校に来てすぐ講堂に行くしかもすぐにだ。そして新入生が全て講堂に入ったらようやく入学式が始まる。終わるとタブレットにクラス割が配信されて、そこから各自で自分のクラスに移動する。

  そして今、新入生が全員揃い入学式が始まろうとしていた。

  当たり前だがそこにはやはり、武士と龍司(これは失礼かもしれないが)さらに浩もいる。


 「入学式なんて退屈だよなあ」

  ○○式と名の付く物が苦手な武士が呟くと返事があった。

 「そうかな、僕は結構好きだけどなこの雰囲気とか」

  少数派な意見聞きながら大多数派としては。

 「そんなもんか、よく分からんなあ。あっ校長の話が始まる」

 「新入生の皆さんご入学おめでとう御座います。さて皆さんは…」

  古今東西偉い人の挨拶は退屈で長く決まった事しか言わない。この校長も例に漏れずそうらしい。

 


  長い入学式も終わりを迎えようとしていた。

 「これで黒龍星学園の入学式を終了します」

「やっと終わった」

  伸びをしながら武士は言った。

 「そうかい数ヶ月前の卒業式よりは短いと思うが」

  こちらは座ったままで龍司が言う。 

 「あれは例外だろ、それよりクラスに行こうぜ確か同じ1−Dだったよな」

 「そうだったと思うよ。だけどごめんちょっと用事が出来たHR《ホームルーム》には間に合うけど一緒には行けそうにない悪いが先に行っててくれないか」

 「ああいいぜ、じゃ後で会おうな」



  一人でクラスに向かう途中に先ほどの出来事を思い出す。

  どうしたんだろう今までこんな事無かったのに、あいつもやっぱり偉い人の息子なんだな。

  そんな事を考えながら自分の所属するクラス1−Dに向かった。

  ここ1−Dは俺と龍司さらに(こんな言い方は悪いかもしれないが)浩もいるクラスだ。

  考え事をしていた所為か教室に入るのは遅くなってしまった。

  教室に入ると既に浩がいて俺に手を振ってきた。

  そんな浩の隣に座った。何故か俺の席は浩の隣、龍司の後ろだった。

  ちなみにこの学園の席はランダムに決まるシステムだ。

  座ると浩が話掛けてきた。

 「おージャイアンやっと会えたね、待ちくたびれたよ、イチはどうしたんだい」 

 「用事があって遅れるって」 

 「どんな用事だろうね」

 「人の事はあんまり詮索するなよマナーだろ」 

  そんな会話をしていたら扉が開いた入ってきたのは、龍司だった。

  その直後にチャイムが鳴り教師が入ってきた。

  龍司が着席した後に全員いることを確認したのかHRを始めた。

もう少ししたら1話の後半に繋がります。誤字脱字があればどんどん言ってください。その度に直します。

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