誰かじゃイヤ! あなながワタシを幸せにしてよ!
“誰かじゃイヤ! あななが私を幸せにしてよ!”
僕は付き合っていた彼女に、そう言われる。
でも? 僕は彼女をそこまで好きではない!
ましてや、彼女との“結婚”なんて僕には一切考えられなかった。
僕の考えは、、、?
“付き合う彼女と結婚する女性は全く別だと考えている。”
だから、僕の彼女になる女性は、誰でも良かった。
ただ結婚相手は、じっくり僕が選んで“この女性だ”
と想わないと結婚しないと決めている!
今の彼女は、彼女止まり!
僕の結婚相手ではないと最初から分かっていて、僕は彼女と付き合った。
僕には僕にあった女性がどこかに居るし、彼女も彼女にあった男性が
どこかに居るはずだ!
それを彼女に言うと? 彼女は僕の前で大泣きしてしまう。
『・・・ご。ごめん、僕は君を幸せには出来ないんだ。』
『なんで? ワタシと1年半も付き合っておいて、結婚は考えて
なかったって訳?』
『“考えてない。”』
『だからなんでよ!』
『“僕は、付き合う相手と結婚する相手は別だと考えているからだ。”』
『じゃあ、ワタシは結婚相手にはなれないって事?』
『あぁ、最初からそうだよ。』
『ひ、酷いよ、そんなの分かってたら! ワタシだって春人と付き合わな
かったのに、、、。』
『じゃあ、今から別の男性を探してくれ!』
『・・・そ、そんなの無理だよ、もうワタシの心の中に春人が居るんだよ。』
『“僕の心の中には、君は居ない。”』
『元々、春人ってクールな人だと思ってたけど、こんなに冷めた男性
だとは思わなかったわ。』
『そんな相手と結婚なんかしない方がいいよ。』
『どうして、ワタシじゃダメなの?』
『・・・・・・』
・・・彼女に何度話しても、また同じところに話が戻る。
食い下がってなかなか僕と別れてくれないんだ!
そもそも、“何故? 彼女は僕じゃなきゃダメなのか?”
他に男性は山ほど居るというのに、僕にこだわる必要はないと
想うのだが。
彼女は僕を諦めてくれない!
“きっと今は僕の事を好きだという錯覚が起きていて、僕に拘っているだけで、
そのうち、僕の事なんか忘れて他の男性と彼女は幸せになっている
と思うんだ!”
なにしろ、彼女を納得させて今は別れるしかないと思う。
『“今すぐに、僕の事を嫌いになってほしいとは言わない!
でも? 徐々に僕の事を忘れてほしいんだ。”』
『・・・春人、ズルよ、』
『そうだね、僕はズルい男かもしれない! それでも僕は君を幸せに
する気がないんだ、本当にごめん、』
『ごめんばっかり、謝るぐらいならワタシと付き合いたいなんて言わ
ないでよ!』
『・・・・・・』
『“もう、やり直せないの?”』
『・・・ごめん、』
『ワタシは、春人しか愛せないのに、春人は他の女性でも
愛せるんだね?』
『・・・・・・』
『もう分かった、別れてあげる、』
『ありがとう。』
『でも? 次付き合う女の子は結婚して、春人が幸せにしないとワタシ
絶対に許さないから!』
『・・・あぁ。』
『じゃあ、バイバイ』
『・・・さようなら。』
僕はこうして、彼女と別れた。
それと? 彼女が言った通り、次に付き合う彼女とは結婚を考えて
女性と付き合うと決めた!
もう彼女以外の女性を彼女も傷つけないでと想っていたのだろう。
だから僕に最後にあんな事を言ったんだと思うし......。
・・・ただ今でも忘れられない事がある!
彼女の寂しそうな泣き顔を僕はこの先も一生! 忘れないだろう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




