質疑回答
「君とは初めましてだね。此処で祀られている だ。そして彼奴らの主でもある」
「紡です。宜しくお願いします!!」
白髪の神様?は自らを舞楽と名乗った後、祠の付近にある切り株に腰掛けた。それから黙って私達一人一人に目を向けた後、男性陣の顔をワンテンポづつ見詰めた。
「お前達、少し女同士で話しがしたい。席を外してくれるか?」
二人は黙って頷くと距離を取るように、私と大家さんが来た道を戻って行った。残されたのは白髪の麗人と小さな私。初めて顔を見合わせることもあり、何を口にして良いか分からない。
舞楽様はまた再度じっと私の顔を眺めた後、こめかみに人差し指を当てて考え込むような仕草をした。それから意を決したように、切り株を指さした。どうやら座って話をするつもりらしい。
「なぁ、今から私は顔を合わせたばかりの君に、無神経な事を言うよ。心して聞きたまえ」
座ったことを確認した後、舞楽様は立ち上がり、すっと手を伸ばして頭を撫でた。それから頭上を下る様にして、するりと頬を撫でた。手つきだけ観れば優しく、艶めかしさはえ感じた。しかし双眸は淡々としており、何処か無表情にも思えた。
「..............。あー.......なんだ!! 都会に出てから身長は変わらずかい?」
「? はい。相変わらずです」
突然どうしたのだろうか? 無神経な質問。と御本人は称していたが、私は周りの人の気遣いもあって、そこまで傷口を抉られるようなことは無かった。小ささを理由にからかわれる事も無かったし、皆一人の高校生として接してくれた。まぁ、高校生らしい大人びた服が似合うようになりたいとは思うが。そのうち伸びてくれるだろう.......。多分!!
「そうか..............。分かった。有難う」
私の明るい返事に反し、悩ましげに視線を逸らした。それからまた、スルスルと頭を撫で、また米神を伝って頬を撫でた。
「悪いね。意地悪したかった訳じゃないんだ。お詫びと言っちゃ何だが、飴でも食べるか?」
「食べます!!」
様から貰った飴は透き通るような鼈甲飴だった。
本当はもっと食いこんだ質問にしようと思って辞めました。
このためだけに年齢指定するのもなー。と思い、ちょっと変更。
物語的には何ら支障ないので、これで行きます。




