その二十五 ハル、珍妙な来客と会う。
今回からハル視点。
そして何とびっくり4000PV突破しました。ありがとうございます。
私とマサ姉が笑っていると、どうやらお客さんがやってきたようだ。
マサ姉が来客の応対をする。
「らっしゃい」
「ど、どうも」
やってきたのは巫女服のロリっ子と、それに似合わないガラの悪そうな男性プレイヤー達だった。
マサ姉はそれを見て舌打ちをして、
「なんだい、お前たちかい」
「そう言うなよマサムラさんよぉ。ちゃぁんと武器のメンテに来てるし、金も支払ってるだろ?」
「ふん。それで? その子は何さ」
「ああ。コイツにちょっといい感じの刀を打って欲しいと思ってな」
「刀、ねえ。見た限り術士のようだけど? なんで杖じゃないんだい?」
そう聞くと男性プレイヤーはヘラヘラしながら、
「コイツの希望なんだよ。初心者でわけも分からず選んじまったみたいでな? ホントは侍になりたかったらしいんだよ、なぁー?」
「は、はい」
「ふぅん……」
マサ姉はそのロリっ子をじっと見ながら、
「まぁいいさね。適当に打ってやるから、ちょっと待ちな」
「ああ。そうさせてもらうよ」
どかっ、と椅子に座って、ロリっ子を近くに置く。くっ、ちょっと羨ましい。
いや、確かに身近に褐色巨乳ロリっ子が居て、近くに座って、って言ったら座ってくれそうだけども。違うそうじゃない。
それに、あの感じ……。
「ねえ、貴方。その子のフレンド?」
「まあな。リアルでも知り合いでな」
「ふぅん。そうなの?」
ロリっ子にたずねても、「はい」としか答えてくれない。
「なんだよ。俺はマサムラと話があるんだよ。どっか行ってろ」
「私だって、マサムラさんに用事が……」
「ハル。ちょっと向こうに行ってな」
「マサムラ!」
「大丈夫だから」
さすがに他の人が居る中でマサ姉とは呼べず、私は外で待つことになった。
くっ、聞き耳を立てようと思っても、工房は防音加工されてるから聞き取れないんだよなぁ……。
そう思っていると、私のHPバーが急に減った。




