パスタ作りませんか?
第2部閲覧ありがとうございます。
さて、皆さんパスタ好きですか!?私は大好きです。特にバジルのパスタと明太子のパスタは大好物です。
そんなパスタなのですが実は奥が深くてなかなかやっかいな食べ物です。茹ですぎて麺が柔らかかったり、ソースと全然絡んでなかったりと初心者の人は結構難しいと思います。
ただコツを掴めば美味しく仕上げる事ができます!その方法を読者様だけに美味しいパスタの作り方を伝授しますね!
※パスタの種類はカペリーニ(細麺)以外でしたら全て同じ要領でできます。
①まずは茹でるお湯に海水より少し薄めの塩を入れる。これはパスタにしっかり味を付ける為です。
肉とか魚とか焼く前に塩、胡椒しますよね?それと同じ原理でまずパスタに味を付けてあげます。
②茹で時間より1分ぐらい早くザルにあけます。これが大事なポイントです!
1分早くザルにあける理由として、標準時間通りに茹でて、ソースと絡めたらどんどん麺が柔らかくなってきてしまう為です。なので、1分早く麺をあげて、40秒でフライパンの中でソースと合わせ味を決めて、10秒で皿に盛り付け。そして最後の10秒でテーブルに持っていく。
丁度テーブルで食事をする時は最高の状態でパスタを楽しめます。♫
必ずソースとパスタを合わせるときはソースは温めておいて下さい。ぬるいソースの中にパスタ入れると温度下がって美味しくないです。
もっとコツは沢山ありますが慣れてないと逆にコツを気にしすぎて遅くなってしまうのでまずは茹で時間の調節で実践してみて下さい。
私がパスタを本格的に習い始めたのは20代前半。当時は師匠の元せっせと毎日料理に明け暮れる日々でした。
そしてある日お店に社長が来ました。その時たまたま師匠がいなかったので私がパスタを作ることになりました。今でも何を出したか鮮明に思い出せます。渡り蟹のクリームパスタ。料理人の私でも難易度が高いパスタだと思います。
丁寧に作ったパスタ。社長から1言。「美味しくない。」
この言葉はずっと脳裏に焼き付いています。
この言葉を聞いた後、何気なくバックヤードに行き、1人悔しくて泣いてました。笑 初めてパスタで泣いた日でしたね。
第1部で述べたように料理長ではなく、3番手が作った現象ですね。作り手によって味が全然違ってくるのです。
もちろん嬉しい出来事も沢山ありました。ランチタイムで鮑のレモンペペロンチーノを作った所お客様からおかわりを頂きました。そうそうレストランでパスタをおかわりする方はいないのでその時は正直嬉し過ぎてニヤニヤが止まらなかったです。笑
皆さんもぜひご家庭で美味しいパスタ作って下さいね!