5話 酒井の秘密部屋
酒井「君たち、宇宙に興味あるだろ。
だって、宇宙科学学校に目指しているし...。
こっちに来いよ。」
DaisuとSakiとチャダを連れて、酒井の秘密の部屋に入った。
三人は、[わー!!]といい、関心していた。
宇宙で発見したものを展示していた。
Saki「これって、酒井さんの宇宙の体験したこと?」
酒井「そうだよ。」
酒井は、Sakiに写真を見せた。
Sakiは、驚いた。
その写真の中に何かが細長い光景が見えた。
Saki「これは、火星ですか?」
酒井「当然!そうだよ。火星さ。」
Saki「そこに薄く街があります。
何故ですか?」
酒井「どこ?」
Saki「そこにあります!」
Sakiは、指を指した。
チャダ「地球もデネブ星も一緒!」
酒井はSakiが指を指したところを見てから気づきました。
酒井は、驚いた。
酒井「これは信じられない!
ここにも存在するなんて...。」
Saki「つまり、地球外生命体は、どこでも存在することを今まで地球人は気付いていなかったんだ!」
酒井「まさか...。そんな。」
Saki「本当だったんだ。」
チャダ「この写真は、1990年。
ちょうど、宇宙戦争が起きた時だ!
天王星と冥王星と水星と金星。
地球を巻き込めずに戦争をしていた。」
酒井は、あることを思い出して、恐怖に怯えていた。
酒井「うっ。嘘だ!嘘だ!」
Saki「チャダさんを信じて!
本当かもしれない。」
酒井「あの謎の衝突事件は、隕石ではなく...。」
展示していた謎の破片を見る。
チャダ「水星の宇宙船の破片。
水星のサクラ国は、冥王星のエア国に負けたんだ。」
酒井「...こんなものを宇宙服に付着してたとは...。」
Saki「一体、何と衝突したの?」
酒井「赤く、紫で、青の横縞で、大きい。
フェリーのような形をしていた。
後は、覚えていない。
痛みの衝撃どころか、意識ない。
そのお陰で、どこか飛ばされてしまい、仲間を失い、自分はブラックホールに流されそうになった。」
そう語った酒井は、T-シャツを脱ぎ、上半身を裸にしてみた。
その、ハンサムだとか、ワイルドだぜとか見せるのではなくて...。
その衝撃を見た。
酒井の右腕がアンドロイドになっており、背中は身がなく、背骨だけとなった。
酒井「気がついたら、こうなっていたんだ。」
Saki「右手って、義手?」
酒井「ああ。そうだよ。」
Daisu「義手は、地球の病院?」
酒井「そう。いや。覚えていないが、地球に帰る前にいつの間にか右腕にアンドロイドの義手をはめられていた。」
Daisu「地球の病院ではないな。」
チャダ「この義手...。」
酒井「どうした。イグアナ人」
Saki「イグアナって失礼ですよ!」
酒井「すいません。」
チャダ「[ACKS]。アクス星。
我々にとっては、そんな奴と戦うと滅びる!」
Saki「滅びる?」
チャダ「はい!
デネブ星がいくら第一光っているから、その恨みで滅ぼそうと計画を立てています!」
酒井「そのアクス星って、つまり...。」
チャダ「宇宙の悪魔です。
ブラックホールを呼び起こす、暗黒物質からできた史上最強の悪魔です!」
酒井「ブラックホール...」
Daisu「なんか、黒い仮面被って、黒いマント着た人が出てきたりするの?
赤い光の剣を持って...。」
大輔は、プシュ!ブーンブーンと剣を持つ仕草をした。
チャダ「その通り!
赤い光の剣じゃなくて、手でコントロールします!」
Daisu「じゃあ、フォースか。」
大輔はまた手をパーにして、手のひらを見せた。
チャダ「何の真似ですか?」
Daisu「俺は、その宇宙戦争に関する映画を見ています!R-2B2は?ロボット!」
チャダ「ロボットはいません。」
Daisu「ヨーダーは?ジェダイは?ルーカスは?」
酒井「はっはっ。スターウォーズかい!」
チャダ「この先、2020年にアクス星に世界が滅びる可能性があります!
SakiとDaisuは、酒井相馬と星田慶太と同じように水星の宇宙戦艦に衝突される可能性があります!」
Saki「嘘っ!?」
Daisu「そんな。」
酒井「あり得ないだろ!
何故、そんなことわかるんだ!」
Saki「何故、そんなこと知っているの?」
Daisu「へっ。嘘つくなよ!
正直にいえ!
そんなカルト的なものを信用できねぇ。」
チャダ「嘘じゃない!本当だよ!
カルトじゃない!信じて!」
Daisu「嘘つきは、信用出来ない。」
酒井「いや、彼が言っているのは、本当かもしれない。」
Daisu「いいか、あの見た目キモイキモイとかげ野郎なんか、嘘つきだ!
このキモイ爬虫類!!お前の星なんか、白鳥の尾だし、輝くなんておかしいだろ!
このペテン師の宇宙人!」
大輔は、チャダを殴る。
チャダ「だって、本当だもん!
嘘じゃないもん!ペテン師じゃ無いもん!
ウェェェェェェェェェ!!!(泣く)」
Saki「ちょっと、大輔!宇宙人に向かってそれはないでしょ!チャダ、大丈夫?」
チャダは、泣きながら、酒井家から出ていった。
酒井「大輔!デネブ星から来た宇宙人に謝りなさい!」
Daisu「嫌だね!」
Saki「私、チャダさんが心配なので、探して行ってくる!」
酒井「気をつけて行くんだぞ!」
Sakiはチャダさんを跡をつけるために家に出た。