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1話銀河の少女

宇宙にさまよう、スペースシャトル。

大型スペースシャトルJAS号。

燃料切れで、そのまま銀河にさまよっている。

まさしく、銀河漂流だ。

アンドロメダ銀河。

スペースシャトルの乗務員は、一人。

孤独だった。

スペースシャトルの中で一人ぼっちな少女は、地球にいる隊長に救助してもらうために無線連絡をしていた。

Saki「こちらは、JAS10、Saki。スペースシャトルの燃料切れで、全然進まない。

ここら辺の近くで、スペースシャトル用のガソリンスタンドはないのかしら。」

隊長「宇宙にガソリンスタンドは、ないよ。あのさ、本当に地球外生命体いるの?あんなの子供騙しじゃないか。」

Saki「本当にいます!地球外生命体は。子供騙しじゃありません!」

隊長「証拠は?」

Saki「火星に謎の物体を発見しました。背の高い哺乳類で、ほとんど人間に近いそうです。」

隊長「Saki、作り話やめろ。」

Saki「隊長、作り話ではありません。」

Saki「本当にいます。信じてください。」

隊長「本当か?」

Saki「本当です!」

隊長「本当か?」

Saki「本当です!」

Saki「だいたい、身長が高いだそうです。よく、見ていたら、人間ではありませんでした!でも、人の姿しています。尻尾ついていたり、耳が尖っていたり、肌の色が、真っ青だったり。先住民みたいな格好していました。」

隊長「...何かの映画を観すぎてしまっているだろう。まあ、頭を冷してゆっくり休んでください。」

Saki「それにしても、日本語通じるだそうです。」

隊長「はいはい、よかったですね~。エイリアンと友達出来て~」

Saki「(隊長、一番むかつく)

ああ、そう。いいわ。隊長が、地球外生命体を信じなくても。それより、スペースシャトルが燃料切れですけど...。私、速く地球に帰りたい。」

隊長「わかった。今、どこにいるの?」

Saki「JPSを見ていないんですか。銀河の所ですけど...。

えっと、アンドロメダ銀河。」

隊長「げー!!!!何故、そんなところに!???」

Saki「はい。そうです。それで、あれから約15日経っています。」

隊長「...。今すぐ、宇宙服を着て、外へ出なさい。惑星は、化学物質の塊だから、燃料に使うものを探してください。これは、一つのミッションです。貴方の命が大切ですから。」

Saki「えー。いやいや、待て待て...。隊長が考えているのって、危ないミッションじゃありませんか。どこが命が大切なんですか?」

隊長「危なくはない!この宇宙服は、防御能率が優れている!別の宇宙服は、危険性あるかも知れぬが...。」

Saki「でも...。」

隊長「地球に帰りたいだろ?そりゃ、地球に無事に帰ってきて欲しいと思うが」

Saki「私、どうすれば。」

隊長「大丈夫、心配するな。

そのうち救助隊が、お前を助ける。」

隊長「お前を見つかればの話だけど...。」

隊長の言葉を残して無線連絡を切った。

不安に感じる。本当に上手く成功できるのか。

Sakiは、急いで宇宙服に着替えた。

地球に無事に生きて帰ることを祈りながら。本当に無事に生還できるのかしら。

宇宙の旅が始まる。

まだまだ話が続く…

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