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『ジュラシック・ワールド』 ラプトルには「さん」を付けるべき! 最高にワクワクする体験型エンターテイメント映画!

※ネタバレあり

 私の映画鑑賞方法は、期待値によって露骨に差が出ます。

 IMAX・3D(あれば……)・公開初日後最初の休日というトリプルコンボは、絶対に自分の中でAAAが出ると分かっている映画しか行きません。

 中日・3Dはまあまあの期待値。

 中日・普通はそれより落ちるけど、絶対に大画面で見た方がいい迫力アクションものとか。

 後からブルーレイ購入して見るものは普通だったりとか、見逃してしまったもの。

 で、アマゾンプライム無料の映画は別作業するときの片手間です。

 ……まあ、ゴッドファーザーは無料映画で完全に虚を突かれましたが……。


 『ジュラシック・ワールド』は、まさにIMAX・3D・公開初日に行って最高によかったと思えた作品でした!

 『ジュラシック・パーク』三部作はだんだん面白さが目減りしたもののすごく楽しかったし、今回はハモンド博士悲願の恐竜テーマパークがいよいよ完成したという設定なので、期待はしていたのですが……本当に期待以上の出来!

 初代が作られた90年代から色々な新発見があったせいで、羽モッサモサのかっこ悪い恐竜が出てきたらどうしようかと思ったけど出てこなくてよかったw


 冒頭から1の卵から孵る恐竜シーンを思い起こさせるプロローグ。

 『パーク』をイメージした『ワールド』の扉が開いたときからワクワクが始まります。

 そして主人公の一人の子供がホテルの窓を開けた瞬間、ジュラシックワールドの全景が見え、流れるジョン・ウィリアムズの『ジュラシック・パークのテーマ』が最高潮に!

 トランペットが鳴った瞬間、誰の心も恐竜が大好きだった子供時代にかえる、まさにディズニーランドならぬジュラシックパーク効果!


 アトラクションもパークの時代より凝っていて、ジープサファリではなくジャイロスフィアになっていたり、透明チューブに入ってティラノサウルスの捕食シーンを観察したり、巨大水槽ではモササウルスがジョーズをパクリとやったりw

 それはもう工夫を凝らした見せ方をしてくれて、観客側も子供達に混じって恐竜ショーを楽しめるという楽しい演出になっています。

 恐竜テーマパークを大迫力画面で体験できる……その前半だけでもうワクワク!


 まあ、話的にはいつもどおり恐竜が逃げ出してパニックになり、以前の教訓がびっくりするほど生かされてない感じになるんですが、話の都合により仕方がないことなんですw

 今回は新型恐竜が逃げ出したけど、ハモンドさんの時代から少しも成長していない危機管理体制……ちゃんと過去の事故は生かそうw

 中盤では閉鎖された『ジュラシック・パーク』に子供達が避難するシーンがあり、前作を予習して行った組としてはにやにやできる展開が多々ありました。

 まさか、1ラストで壊されたT-rexの骨と落ちてきた垂れ幕がここで役にたつとは!


 しかし今回の主役は新型恐竜ではなく完全にヴェロキラプトルさん。

 人間の主人公がトレーニングして躾けたりしていたんですが、一度失敗して完全に野生にかえり、ガンガン襲ってきます……ラプトルさんは人間に躾けなんかされないw

 でも、主人公が新型恐竜に襲われて完全にピンチになったとき、ライト背負って逆光で「俺は帰ってきたぜ!」みたいなアングルで現れて味方についてくれる! 雌だけど!

 ラプトルさん万歳! 我らがヒーローラプトルさん!

 新型恐竜の三分の一くらいしかなくても、果敢に立ち向かうラプトルさんかっこいい!

 ……と終盤は完全にラプトルさんしか見てませんでした。

 そして、次の助っ人はなんとT-rex!

 助けというより、新型との縄張り争いみたいで特に助けにきた感は出してなかったけれど、やはり恐竜といえばこれ、というT-rexが画面に登場してひと暴れするとテンションが上がる上がる!


 最後、「よかったー! 最高だった!」と席を立ち、ご飯を食べながら気づきました。

 ……出てきた登場人物の名前を、パンフで確認しないと誰一人思い出せないことにw

 大丈夫、主役は恐竜だから大丈夫! と言い合いながら帰りましたw

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