今日の私は気まぐれ魔王
並行世界を渡って「寿命が長い」未来を探す私は、今回の世界で同じような人生を歩んで来たのに飽きて「人類を滅ぼす」側に回った。
世界は人類を守ろうとするから、あえてその敵に回ることで私自身の運命が大きく変わると思ったから。
でもいざ人類を滅ぼす側に回るべく魔王を殺し、その座についてみれば、世界はやっばり人類を守ろうと勇者を私にけしかけてきた。
その勇者は私に殺されたはずの魔王で。
勇者は私にチェックメイトをかけてその剣を下ろす。
勇者が私に語るのは「私がまだ見たこともない可能性」で───?
魔王は人間、勇者は魔王。
この世界は並行世界から独立を果たせるのか───
世界は人類を守ろうとするから、あえてその敵に回ることで私自身の運命が大きく変わると思ったから。
でもいざ人類を滅ぼす側に回るべく魔王を殺し、その座についてみれば、世界はやっばり人類を守ろうと勇者を私にけしかけてきた。
その勇者は私に殺されたはずの魔王で。
勇者は私にチェックメイトをかけてその剣を下ろす。
勇者が私に語るのは「私がまだ見たこともない可能性」で───?
魔王は人間、勇者は魔王。
この世界は並行世界から独立を果たせるのか───